今日の聖句11月15日(水) あなたがたは、私たちの神、主と心を全く一つにし、主のおきてに歩み、今日のように、主の命令を守らなければならない。 1列王記8:61 主と交われば、一つ霊となるのです。 1コリント6:17 ********************** 今週のテーマ:失われた者の救い きょうの聖書:ルカ19:1-10 ルカの福音書19章5節6節 イエスは、ちょうどそこに来られて、上を見上げて彼に言われた。「ザアカイ。急いで降りて来なさい。きょうは、あなたの家に泊まることにしてあるから。」ザアカイは、急いで降りて来て、そして大喜びでイエスを迎えた。 「イエス様の宿」 ザアカイは取税人のかしらで金持ちでした。権力と財力で市民を圧迫し、市民からは罪人・売国奴と呼ばれてつまはじき扱いを受けていました。ザアカイがイチジク桑の木に登って下を通るイエス様一行を見下ろし、イエス様がザアカイの下に来たとき、イエス様は下から木の上のザアカイを見上げて、「きょうは、あなたの家に泊まることにしてある」と告げたのです。 おそらく、ザアカイは腰が抜けるほど驚いたことと思います。町の人たちから毛嫌いされている自分に今評判のイエス様から声がかけられ、しかも、あらかじめ自分の家に宿泊する予定だったと知らされたのです。神様が私たちのためにたてている計画とは、本当に、意味不明です。しかし、現実に神様のご予定は実現します。 このザアカイの救いの物語を通じて、イエス様は、「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです」と宣言されました。ザアカイは世間的には力がありましたが、愛には欠乏していました。ザアカイは一面識もなかったイエス様が自分の存在を知り、自分の家に宿泊してくれると知ったときにイエス様に知られている喜びを味わったに違いありません。 罪人と呼ばれているザアカイの家に宿泊したイエス様は、今は、イエス様を信じるすべての人の心に居住していてくださいます。ザアカイの家には一泊しただけでしたが、私たちの心には永遠に住み続けてくださるのです。私たちは聖霊の宮であり、イエス様の宿です。こんな嬉しいことはありません。 祝福を祈ります。