今日の聖句11月9日(木)\(^o^)/ 神である主の霊が、わたしの上にある。主はわたしに油をそそぎ、貧しい者に良い知らせを伝え、心の傷ついた者をいやすために、わたしを遣わされた。 イザヤ61:1 「時が満ち、神の国は近くなった。悔い改めて福音を信じなさい。」 マルコ1:15 ************************ 今週のテーマ:弱い者への招き きょうの聖書:使徒4:32-36 使徒の働き4章34節35節 彼らの中には、ひとりも乏しい者がなかった。地所や家を持っている者は、それを売り、代金を携えて来て、使徒たちの足もとに置き、その金は必要に従っておのおのに分け与えられたからである。 「一致と協力」 彼らとは、イエス様の復活と聖霊降臨の後、エルサレムでクリスチャンになったユダヤ人たちです。この人たちは、心と思いを一つにして、だれひとりその持ち物を自分のものと言わず、すべてを共有にしていました。貧しい人がいないはずがありませんが、貧しさの中でも食料その他の生活物資を共有したので乏しくはなかったのです。 エルサレムで新たにクリスチャンになった人たちの中には多くは祭司たちが含まれていたようです。聖書を愛読し、創造者への礼拝を継続的に守っていた人々です。申命記などに記されている相互扶助の精神を受け継いでいたので、キリストによる救いを受けた後は聖霊によって喜んで聖書の教えを実行できたのだと思います。 エルサレムの初代教会はユダヤ教の指導者たちから迫害されていましたのでクリスチャン同士で結束して助け合わなければならなかったのです。教会は破壊され、信者は殺されたり投獄されたり、近隣諸外国へ避難していく人が大勢いました。このような状況下では土地や家を手放してでも生命の安全を守ることが最優先にされたのです。 一致し、結束し、協力体制が整うならば、その中で、知恵と希望が生まれ、私たちは窮地を脱出していけます。キリスト教会は弱い私たちが、祈りによって一致し、お互いに助け合う協力の場所です。病気や介護、子育て等でも困難はつきません。それらの問題も教会で共有し、力を合わせて解決の道に進めるように努力したいと思います。 祝福を祈ります。