今日の聖句10月26日(木)\(^o^)/ 公正を守り、正義を行え。わたしの救いが来るのは近く、わたしの義が現れるのも近いからだ。 イザヤ56:1 自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。 ピリピ2:4 ************************* 今週のテーマ:刈り入れの時 きょうの聖書:ルカ17:20-21 ルカの福音書17章20節21節 神の国はいつ来るのか、とパリサイ人たちに尋ねられたとき、イエスは答えて言われた。「神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。『そら、ここにある』とか、『あそこにある』とか言えるようなものではありません。いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」 「神の国」 イエス様時代のパリサイ派の人たちを中心にするユダヤ教徒の間での神の国とは、ユダヤを軸にする世界のことです。一般のユダヤ人の間でのイスラエルの救いとは、ローマの圧政からの解放であり、ユダヤの独立という意味でした。イエス様が与えようとしている神の国と、ユダヤ人が求めている神の国には相違があるのです。 「神の国」訳されている言葉は国家という意味よりも「神の支配」という意味の言葉です。それは神様の愛と真実によって世界が一つになり、平和が実現することです。ですから、イエス様は神の国とは国土を特定するようなものではなく、神様を信じる人々の中にあるのだと説明したのです。 神の国を求める人たちは、自己中心な自分の欲望が実現される事を願うのではなく、主の祈りにあるように、御父のみこころが天で行われるように地でも行われますように、という気持ちで祈らなければならないのです。神の国という言葉の定義が聖書の本筋から逸脱すると信仰そのものが成り立たなくなります。 私たちは神様の御名が全世界で崇められ、神様のご支配があまねく全世界に拡大されていくことを願っています。これは、神様の全能の御手に委ねなければならないことですから、真剣にキリストの再来を祈り求めているのです。今日も熱心にキリストの再臨と神の国を待ち望む祈りに進みたいと思います。 祝福を祈ります。