今日の聖句10月9日(月)\(^o^)/ 天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。 伝道者3:1 ペテロがイエスに言った。「先生。ここにいることは、すばらしいことです。私たちが三つの幕屋を造ります。あなたのために一つ、モーセのために一つ、エリヤのために一つ。」ペテロは何を言うべきかを知らなかったのである。 ルカ9:33 ************************* 今週のテーマ:招きのことば きょうの聖書:マタイ9:9-13 マタイの福音書9章9節10節 イエスは、そこを去って道を通りながら、収税所にすわっているマタイという人をご覧になって、「わたしについて来なさい」と言われた。すると彼は立ち上がって、イエスに従った。イエスが家で食事の席に着いておられるとき、見よ、取税人や罪人が大ぜい来て、イエスやその弟子たちといっしょに食卓に着いていた。 「罪人を招くため」 収税所に座っていたマタイが招かれます。偶像礼拝者であるローマ皇帝のために、神の民が神に捧げるべき献金を税金として巻き上げる仕事をしているのですから、取税人は選民の裏切者、売国奴で、中には税をごまかして着服する犯罪者もいたのです。イエス様はそのような暮らしをしていたマタイをご自身の弟子として召したのです。 イエス様が家で他の弟子たちと食事をしているところへ、マタイがイエス様から呼ばれたという話を聞いた取税人や罪人が大勢集まって来、一緒に食卓に着いたのです。これを見たパリサイ人たちが、弟子たちに「なぜ、あなたあなたがたの先生は、取税人や罪人といっしょに食事をするのですか」(11節)と詰問しています。 マタイはキリストの弟子として召されるには評判が悪すぎたのです。しかし、イエス様の目にはそのようには見えていませんでした。罪深い人々に福音を伝えるのには売国奴扱いされていたマタイは絶好の人材であると認められたのです。イエス様は過去よりも未来に目を向ける方だからです。 マタイからイエス様を紹介された取税人や罪人たちは、イエス様から直接「わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです」という大胆な福音を聞くことができたわけです。マタイは、罪人を招くためにイエス様に召されたい弟子でした。 祝福を祈ります。