今日の聖句8月30日(水)\(^o^)/ この方こそ生ける神。永遠に堅く立つ方。その国は滅びることなく、その主権はいつまでも続く。 ダニエル6:26 父よ。御名があがめられますように。 ルカ11:2 ************************* 今週のテーマ:恵みに強められる きょうの聖書:創世記45:4-15 創世記45章7節8節 それで神は私をあなたがたより先にお遣わしになりました。それは、あなたがたのために残りの者をこの地に残し、また、大いなる救いによってあなたがたを生きながらえさせるためだったのです。だから、今、私をここに遣わしたのは、あなたがたではなく、実に、神なのです。神は私をパロには父とし、その全家の主とし、またエジプト全土の統治者とされたのです。 「地道な信仰生活」 きょうの聖書はヨセフと兄たちの和解の場面です。「それで」とは、中近東の三日月地帯とエジプト全土に七年に及ぶ大飢饉が起るということです。ヨセフは、神様がヤコブとその一族をこの大飢饉を乗り越えさせるために、兄たちによってあらかじめヨセフをエジプトへ送り、宰相となったヨセフにより一族を守らせたのだと理解していました。 ヨセフは兄たちから理不尽な扱いを受けましたので、再会直後は兄たちを赦そうとはしませんでした。色々な手段で兄たちの心を試した後、ヨセフは最愛の弟であるベニヤミンを人質にして、父親であるヤコブをカナンからエジプトヘ呼び寄せようとしました。これはとても厳しい条件でした。 その時、四男のユダが人質を買って出たことによって、兄たちが昔のような冷酷な者ではなくなっていることを確認して自分の素性を明かし和解へと進みました。終に、ヤコブもエジプトに来て、一族はエジプトでヨセフが蓄えた麦を十分に与えられ、アブラハムの子孫である神様の祝福の民としての生命を繋ぐことが出来たのです。 家族や兄弟に裏切られるという非常な出来事は私たちの人生に於いてもあり得ることです。しかし、神様がなさることには無駄なことがありません。後の日になって、自分が被った辛い経験の意味が神様によって明かされる日が来るのです。私たちはその日を信じて、誠実にそして忠実にキリストが歩んだ道を地道に歩んでいくばかりです。 祝福を祈ります。