今日の聖句8月13日(日)\(^o^)/ 主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、霊の砕かれた者を救われる。 詩篇34:18 兄弟サウロ。あなたの来る途中、あなたに現れた主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、聖霊に満たされるためです。 使徒9:17 ************************* 今週のテーマ:平和の祝福 きょうの聖書:創世記31:43-55 創世記31章51節52節53節 ラバンはまたヤコブに言った。「ご覧、この石塚を。そしてご覧、私があなたと私との間に立てたこの石の柱を。この石塚が証拠であり、この石の柱が証拠である。敵意をもって、この石塚を越えてあなたのところに行くことはない。あなたもまた、この石塚やこの石の柱を越えて私のところに来てはならない。どうかアブラハムの神、ナホルの神─彼らの父祖の神─が、われわれの間をさばかれますように。」 「秩序と平和」 ラバンはヤコブの母であるリベカの兄です。ヤコブは父親と兄を騙して相続権を奪取しました。そのため兄のエサウはヤコブを殺そうとしました。母のリベカは次男のヤコブをカランに住む自分の兄に託していのちを守ったのです。ヤコブは兄の追跡からは逃れることができましたが、ラバンから繰り返し騙されました。 ヤコブが知恵を使って叔父の羊を自分の所有物になるようにしたときに叔父ラバンに疑われたので、四人の妻と子どもたちとともに自分の財産となった羊の群れを連れて生まれ故郷のカナンへ旅立ったのです。それに気づいたラバンは追撃隊を出しましたが、勝てる見込みがなくなり、絶交という形で争いを収束させたのです。 ラバンとヤコブは叔父と甥の関係ですが、相手を騙して自分の利益を計ろうとする点でとてもよく似ています。騙しあいは今の世界でも猛威を振るっています。自分が利益を取るために他の人を騙せば混乱が生じるのは当然です。その根本原因は人間の心の中にある自己中心や利己主義という罪です。 ヤコブとラバンの物語は、私たちに自己中心という罪の恐ろしさ、騙しあいの結果の混乱の醜さを教えます。しかし神様は、そういう罪の世界に生きている私たちに、イエス・キリストを与え、私たちを罪から切り離し、神様の愛と誠実を学ばせ、秩序と平和の中で生きる道を与えてくださったのです。 祝福を祈ります。