今日の聖句7月23日(日)\(^o^)/ 高ぶって、多くを語ってはなりません。横柄なことばを口から出してはなりません。 1サムエル2:3 子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行いと真実をもって愛そうではありませんか。 1ヨハネ3:18 ************************* 今週のテーマ:共に生きる きょうの聖書:ローマ15:1-13 ローマ人への手紙15章1節2節3節 私たち力のある者は、力のない人たちの弱さをになうべきです。自分を喜ばせるべきではありません。私たちはひとりひとり、隣人を喜ばせ、その徳を高め、その人の益となるようにすべきです。キリストでさえ、ご自身を喜ばせることはなさらなかったのです。 「人の益に」 ローマ人への手紙はパウロがギリシヤのコリントで伝道していたときに書いたものだと言われています。ローマ教会はパウロや他の使徒によって開拓されたのではなく、ペンテコステの日にエルサレムに巡礼に来ていたユダヤ人たちが聖霊に触れて回心し、ローマに帰って建てた教会だとも言われています。 ローマ教会は設立当初からユダヤ人と異邦人が混在する教会で、そのために起る諸問題を抱えていてました。聖書に通じているユダヤ人と、ユダヤ教の背景を知らない異邦人との間には問題が生じ得たのです。たとえば、ユダヤ人側からは異邦人側に救われるためには割礼を受ける必要があると強要する等です。 力のある者とは聖書知識を持つユダヤ人で、力のない人とは聖書知識の浅い異邦人信者を指しています。パウロは聖書知識は他の人の益になるように使わなければならないと教えています。祈れる人は祈れない人のために祈ればよいのであり、献金できる人は献金できない人の分まで献げればいいわけです。 共に生きるためには、お互いに持っているものを提供しあって助け合うことが無ければなりません。自分の持っているもので相手を見下したり、自分の力で相手を打ち負かすことはしてはならないのです。すべての賜物は神様の愛を相手に伝えるために与えられているのです。 祝福を祈ります。