今日の聖句6月9日(金)\(^o^)/ あなたはその国民をふやし、その喜びを増し加えられた。彼らは刈り入れ時に喜ぶように、捕り物を分けるときに楽しむように、あなたの御前で喜んだ。 イザヤ9:3 信じた者の群れは、心と思いを一つにして、だれひとりその持ち物を自分のものと言わず、すべてを共有にしていた。 使徒4:32 ************************* 今週のテーマ:聖霊のはたらき きょうの聖書:使徒16:6-10 使徒の働き16章9節10節 ある夜、パウロは幻を見た。ひとりのマケドニヤ人が彼の前に立って、「マケドニヤに渡って来て、私たちを助けてください」と懇願するのであった。パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニヤへ出かけることにした。神が私たちを招いて、彼らに福音を宣べさせるのだ、と確信したからである。 「ギリシヤ人医師ルカとの出会い」 これはパウロの第2回伝道旅行の中でのことでした。異邦人伝道を目指していたパウロでしたが宣教活動は難航していました。行く先々で福音が拒絶されていたのです。そういう状況の中でパウロにはキリストが生きていることと、福音宣教の主体は聖霊様であることの確信は揺らぎませんでしたから、どこで福音を伝えるべきかを神様の祈り尋ねていました。 その頃、パウロと福音書記者のルカとの出会いがあったと言われています。ギリシヤ人医師であるルカがパウロを診察しました。パウロは診察されながら医師に福音を伝えました。医師ルカはその場でイエス・キリストの福音を受け入れてクリスチャンになったと伝えられています。パウロは接触する人々すべてに福音を知らせ続けていていたのです。 絶えず、導きを求め、福音を語り続けていたパウロに対して、神様は幻の中でギリシヤのマケドニヤ人が救いを求めていることを伝えました。確信と訳されていることばは日本語では、結ばれる、織られるという意味です。思考の中で様々な情報がつながったということです。「合点した」のです。異邦人に伝道する使命を受けていたのに拒否されていた理由が分かったということです。 こうしてパウロのヨーロッパ宣教の道が開かれました。ピリピ、テサロニケ、ペレヤ、アテネ、コリント、ケンクレヤという町々に一気に布教していきました。ギリシヤ語はヨーロッパの諸言語に溶け込んで中核になっています。ギリシヤ文明を機動力にして福音はヨーロッパ全域から全世界に広められることになったのです。 祝福を祈ります。