今日の聖句6月3日(土)\(^o^)/ 朝ごとに、私を呼びさまし、私の耳を開かせて、私が弟子のように聞くようにされる。 イザヤ50:4 テアテラ市の紫布の商人で、神を敬う、ルデヤという女が聞いていたが、主は彼女の心を開いて、パウロの語る事に心を留めるようにされた。 使徒16:14 ************************ 今週のテーマ:この世の権威と神の主権 きょうの聖書:ヨハネ18:33-38 ヨハネの福音書18章37節 そこでピラトはイエスに言った。「それでは、あなたは王なのですか。」イエスは答えられた。「わたしが王であることは、あなたが言うとおりです。わたしは、真理のあかしをするために生まれ、このことのために世に来たのです。真理に属する者はみな、わたしの声に聞き従います。 「真理のあかし」 イエス様は大祭司カヤパの尋問を受けた後、ローマの総督ピラトの官邸に連行されました。ピラトはこの37節のやりとりの後、「私は、あの人には罪を認めません」という結論に至り、強盗のバラバを釈放しようか、それともイエスを釈放しようかと提案しました。しかし、ユダヤ人たちはバラバの釈放を求め、イエス様にはローマの死刑、十字架を負わせることになっていきます。 イエス様は神の国の王であって、地球上に領土区分を持つ国家の王ではありません。神の国とは「神の支配」という意味です。イエス様を信じるクリスチャンはイエス様とイエス様のみことばに身を委ね、心も委ねて生きています。王様であるイエス様の御支配を受け、イエス様の声に聞き従う神の国の国民なのです。 真理とは、神の義と神の愛という互いに矛盾する二つのものを同時に両立させる十字架による御子の死を指しています。神の義を立てれば罪人を裁かなければならず、神の愛を立てて人を赦せば神の義は地に落ちてしまう。神の愛と神の義を同時に満足させるには、御子が御父の裁きを受けて死に、その身代わりの死によって、すべての人の罪を赦す、これこそ人類救済の永遠の真理なのです。 この真理を実証するためにイエス様は生まれました。この真理によって救われ、この真理を共有するクリスチャンは、イエス様を王様として礼拝し、イエス様のお声に従う生活をするのです。イエス様は愛と真実によって私たちを生かし、私たちを養育し、成熟した神の子へと導いて下さいます。イエス様はこの世の権威によって処刑されても、主権者として永遠に支配し続けています。 祝福を祈ります。