今日の聖句5月12日(金)\(^o^)/ すべての国々の民よ。聞け。地と、それに満ちるものよ。耳を傾けよ。神である主は、あなたがたのうちで証人となり、主はその聖なる宮から来て証人となる。 ミカ1:2 それから、イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。 マルコ16:15 ************************** 今週のテーマ:一つとなるために きょうの聖書:イザヤ66:18-23 イザヤ書66章22節23節24節 「わたしの造る新しい天と新しい地が、わたしの前にいつまでも続くように、─主の御告げ─あなたがたの子孫と、あなたがたの名もいつまでも続く。毎月の新月の祭りに、毎週の安息日に、すべての人が、わたしの前に礼拝に来る」と主は仰せられる。「彼らは出て行って、わたしにそむいた者たちのしかばねを見る。そのうじは死なず、その火も消えず、それはすべての人に、忌みきらわれる。」 「愛と宣教による建て上げ」 これは、イザヤ書の巻末に記されたイザヤによる大宣教命令です。イザヤが予言活動していた期間中に北イスラエル王国はアッシリヤに攻め滅ぼされてしまいました。100年後には南ユダ王国もバビロニヤに滅ぼされてしまいます。しかし、イザヤには神の民イスラエルは回復して神の民としての使命を必ず果たすという未来がよく見えていたのです。 イザヤは回復したイスラエルが世界宣教に乗り出すと予言したのです。19節にあるタルシシュ、プル、ルデ、トバル、ヤワンとは、スペイン、北アフリカ、トルコからアルメニヤ方面、ギリシヤをさしています。これらの地方の半分はパウロの宣教地と重なっています。イザヤの預言はキリストの十字架による救いの使徒たちによる宣教によって実現しました。 イザヤ書は大宣教命令というはなはだ劇的な預言によって締めくくられました。神様を否定する人々に対する「うじ」という言葉での厳しい処罰の情景が描かれています。神様に仕える人々には神様の栄光が報酬として備えられていることが述べられています。神様の栄光は永遠のいのちであり、永遠の愛です。神様を信じる人と信じない人の行く末はこのように大きな違いになるのです。 私たちは毎週神様の御前に出て礼拝を守っています。しかし、それが形式的な行事に成り下がってしまって、互いに愛し合うことや、互いに支援し合うこと、更に、宣教活動に無関心になってしまってはいないでしょうか。基督聖協団の「愛と宣教による建て上げ」という理念をもう一度噛みしめてキリストに仕える人生に向かいたいと思います。 祝福を祈ります。