今日の聖句5月11日(木)\(^o^)/ 神なる主よ。あなたは、私の若いころからの私の望み、私の信頼の的です。 詩篇71:5 ですから、私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。 2コリント4:16 ************************* 今週のテーマ:一つとなるために きょうの聖書:1コリント12:27-31 コリント人への手紙第一12章30節31節 みながいやしの賜物を持っているでしょうか。みなが異言を語るでしょうか。みなが解き明かしをするでしょうか。あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。また私は、さらにまさる道を示してあげましょう。 「人を労る気持ち」 パウロは神様から賜物を託され、教会の中でさまざまな役割を担っている人たちのことを書きながら、それぞれに役目や賜物が違う人たちが存在することを明らかにしています。「役割」を果たすための「賜物」に固執することをパウロは戒めているように感じます。そもそも、賜物は神様の愛を伝えるために存在しているのです。 「あれがしたい」「これを実行したい」という願いは有ってよいのですが、いつの間にか競争意識や優越感が育ってきてしまうものです。「何かをするための賜物」という意識よりも、「どう生きるか」ということへの指針をもたらす賜物を求めるようにとパウロは勧めています。よりすぐれた賜物は、より良く神様の愛につなげる賜物です。 「何ができるか」ということよりも、「どうあるか」というところに視点を向けさせようとしているようです。運転の上手な人が助手席に座ると下手な人につべこべ文句を言って、雰囲気を曇らす様なこともありますが、そんな場合運転が出来るよりも、下手な運転で申し訳ないと思っている人を労る気持ちのほうが大事じゃないですかということです。 いろいろなことができる能力はすばらしいことなのですが、それはそれとして、できても、できなくても、礼拝者として主を喜び、主に愛されていることを感謝しながら生きること、そこにこそ人格的な成熟があるように思います。一番大事なことは、自分が神様から豊に愛されているということを深く知ることです。 祝福を祈ります。