今日の聖句4月15日(土) あなたの神、主を心に据えなさい。 申命記8:18 イエスは、母と、そばに立っている愛する弟子とを見て、母に「女の方。そこに、あなたの息子がいます」と言われた。それからその弟子に「そこに、あなたの母がいます」と言われた。その時から、この弟子は彼女を自分の家に引き取った。 ヨハネ19:26 ************************ 今週のテーマ:主の受難 きょうの聖書:マルコ15:42-47 マルコの福音書15章43節44節 アリマタヤのヨセフは、思い切ってピラトのところに行き、イエスのからだの下げ渡しを願った。ヨセフは有力な議員であり、みずからも神の国を待ち望んでいた人であった。ピラトは、イエスがもう死んだのかと驚いて、百人隊長を呼び出し、イエスがすでに死んでしまったかどうかを問いただした。そして、百人隊長からそうと確かめてから、イエスのからだをヨセフに与えた。 「埋葬」 ピラトはローマ政府から派遣されているユダヤの総督で全権を持っています。アリマタヤのヨセフはユダヤ議会の議員であり、イエス・キリストの支援者でもありました。ピラトはイエス様が既に死亡していることを百人隊長から確認してイエス様の遺体をヨセフに下げ渡し、ヨセフが所有する墓に葬られたということです。 イエス様が間違いなく人間であるということ、そして、紛れもなく、創造者である神様の御子であるということが私たちの信仰の中ではとても大事なことです。聖書の中に信じがたい出来事が三つあります。その一つは神様が実在だということ、二つ目はイエス様が未婚の女性から産まれたということ、三つ目がイエス様が死んで復活したということです。 神様を信じられない人は、イエス様が御子であることも、復活されたことも信じることができません。それで、弟子たちの「主はよみがえった」という証言を聞くと、イエス様は死ななかったから生きているのだとか、イエス様は死んでしまったので弟子たちが遺体を隠しているだけだと主張するのです。 しかし、イエス様の死は行政の責任者であるピラトによって確認されていたのです。そして、復活したイエス様は500人以上の弟子たちに現われてご自身が生きておられる姿を見せています。キリストの復活が神様の実在も、イエス様が御子であることも、死の力を打ち破る全能者であることも証明しているのです。今日は復活への備えの日です。 祝福を祈ります。