今日の聖句4月12日(水)\(^o^)/ 私はあなたの救いを喜ぶからです。 1サムエル2:1 わたしはもはや、あなたがたをしもべとは呼びません。しもべは主人のすることを知らないからです。わたしはあなたがたを友と呼びました。なぜなら父から聞いたことをみな、あなたがたに知らせたからです。 ヨハネ15:15 ************************* 今週のテーマ:主の受難 きょうの聖書:マルコ14:3-9 マルコの福音書14章3節 イエスがベタニヤで、ツァラアトに冒された人シモンの家におられたとき、食卓に着いておられると、ひとりの女が、純粋で、非常に高価なナルド油の入った石膏のつぼを持って来て、そのつぼを割り、イエスの頭に注いだ。 「油注ぎ」 今日は受難週の水曜日で、イスカリオテ・ユダが祭司長たちにイエス様をお金で売り渡す約束をした日です。10節と11節にその記事があります。ベタニヤとはエルサレムの東、オリーブ山の東側にある村の名前です。そこにはマルタとマリヤそして弟のラザロも住んでいました。その村のシモンの家で起った出来事です。ツァラトとは日本語に翻訳するのが難しい伝染性の皮膚病です。 イエス様は天から降られた神様の御子である救い主です。救い主をギリシヤ語でキリストと言い、ヘブル語ではメシヤと言います。このメシヤという言葉を日本語に翻訳すると「油を注がれた者」となります。「油注ぎ」は国王の就任式に行なわれる行事です。 ところが、イエス様はユダヤの祭司長や国の指導者たちからメシヤと認められませんでした。そればかりか救い主としての活動を妨害され、最後には十字架刑を受けて殺されてしまったのです。12弟子の中の一人であるユダでさえイエス様を裏切るほどです。 そこで、イエス様をこよなく愛したベタニヤのマリヤはイエス様を名実ともに「油注がれたお方」「天の御国の国王に」にすべくイエス様の頭上に(1年分の給料に匹敵するほど)高価な油を注ぎかけたのです。これを受けて、イエス様は「世界中のどこででも、福音が宣べ伝えられる所なら、この人のした事も語られて、この人の記念となるでしょう」とマリヤを褒めました。 祝福を祈ります。