今日の聖句3月10日(金)\(^o^)/ 今、わたしはあなたの言ったとおりにする。見よ。わたしはあなたに知恵の心と判断する心とを与える。 1列王記3:12 だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。 マタイ7:24 ************************* 今週のテーマ:ただ一つの目標 きょうの聖書:ホセヤ2:14-23 ホセヤ書2章14節15節16節 それゆえ、見よ、わたしは彼女をくどいて荒野に連れて行き、優しく彼女に語ろう。わたしはその所を彼女のためにぶどう畑にし、アコルの谷を望みの門としよう。彼女が若かった日のように、彼女がエジプトの国から上って来たときのように、彼女はその所で答えよう。その日、─主の御告げ─あなたはわたしを『私の夫』と呼び、もう、わたしを『私のバアル』とは呼ぶまい。 「キリストの花嫁」 ホセヤは北イスラエル王国で、この国がアッシリヤに攻め滅ぼされる5年ほど前まで活動していた預言者です。特に神様がイスラエルを愛する妻のように扱われるお方であることを熱心に語り続けた人です。旧約聖書でも新約聖書でも神様とイスラエル、そして神様と私たち人間の関係は主従関係ではなく、夫婦関係にたとえられています。 「わたしは彼女をくどいて荒野に連れて行き、優しく彼女に語ろう」と言われていますが、この荒野とは、神様との交わりを妨げるものが何もない場所という意味です。神様と人間がじっくり語り合える場所で神様から愛を語りかけ、苦しみを希望に変える約束をしようと言っているのです。アコルの谷とは苦しみの谷底という意味です。そこを希望の入り口にするという約束です。 イスラエルが偶像から離れて創造主である神様に信頼するときには、イスラエルは神様を「私の夫」と呼び、「私の主人(バアル)」とは呼ばなくなるというのです。神様が私たちに対して抱いているただ一つの願いは、私たちが何か大きな業績を上げることではなく、神様の愛の中で穏やかに、そして、安らかに生きることなのです。 しかし、北王国イスラエルは神様の愛を感じることなく滅びてしまい、南ユダ王国も同じ道をたどってしまいました。終に、イエス・キリストが登場して十字架の死と復活によって永遠の愛を具体的に現わし、ユダヤ始め全世界のすべての人に神様の偉大な愛を与えてくれたのです。イエス様のおかげで私たちも神様の愛に包まれて生きることができるようになったのです。教会はキリストの花嫁です。 祝福を祈ります。