今日の聖句2月23日(木)\(^o^)/ 神よ。私にきよい心を造り、ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください。 詩篇51:10 立って、父のところに行って、こう言おう。 ルカ15:18 ************************* 今週のテーマ:宝を天に きょうの聖書:ルカ12:13-21 ルカの福音書12章15節 そして人々に言われた。「どんな貪欲にも注意して、よく警戒しなさい。なぜなら、いくら豊かな人でも、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」 「人のいのち」 きょうの聖書は遺産相続問題を切っ掛けにして、イエス様がある人が穀物や財産をしこたま蓄えても、その日に死んでしまったらその財産は何の役にも立たないと語り、人々に「自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです」と言って「人のいのちは財産にあるのではない」という真理を教えています。 人のいのちとは、人と人の関係の中にあります。永遠のいのちとは、私たちと神様との関係の中に存在するものです。蓄財といのちの間にはあまり関係はないのです。悪い関係の中で生きていた人が良好な関係を獲得すること、それが救いだと言っても良いのです。神様との関係、家族や他の人との関係、社会や環境との関係、自分との関係が回復されるとき私たちの生活には救いの実が実ります。 貪欲とは、自分が獲得したいと思うものに対する止まない欲望といえます。イエス様は私たちにも貪欲の虜にならないように注意しなさいと教えています。それは、テレビなどで紹介されている商品を買い込んでしまおうという誘惑に負けないようにしなさいという意味もあります。何かを手に入れれば幸せになるのではなく関係が良くなれば幸福になれるのです。 宝を天に蓄えるとは、神様や人々との関係修復のためや、関係増進のために金銭も物資も用いていくことです。神様はご自分の御子イエス・キリストを犠牲にして、私たちとの和解の道を切り拓いて下さいました。私たちは、このご計画の完成のために協力する者となり、私たちの身辺に和解を生み出すために犠牲を惜しまないものでありたいと思います。 祝福を祈ります。