今日の聖句2月17日(金)\(^o^)/ ヤコブよ。なぜ言うのか。イスラエルよ。なぜ言い張るのか。「私の道は主に隠れ、私の正しい訴えは、私の神に見過ごしにされている」と。 イザヤ40:27 ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。 ヘブル10:35 ************************* 今週のテーマ:真の断食 きょうの聖書:ゼカリヤ7:1-14 ゼカリヤ書7章4節5節6節7節 私に次のような万軍の主のことばがあった。「この国のすべての民と祭司たちに向かってこう言え。この七十年の間、あなたがたが、第五の月と第七の月に断食して嘆いたとき、このわたしのために断食したのか。あなたがたが食べたり飲んだりするとき、食べるのも飲むのも、自分たちのためではなかったか。エルサレムとその回りの町々に人が住み、平和であったとき、また、ネゲブや低地に人が住んでいたとき、主が先の預言者たちを通して告げられたのは、次のことではなかったか。」 「神を愛し、人を愛せ」 ゼカリヤはハガイやマラキと共にペルシヤのダリヨス王によってユダヤの捕囚民がバビロンからエルサレム帰還させられたBC.520年ころユダヤで活動した預言者です。 捕囚民はバビロンで今の暦でいう8月と10月に定期的に断食をしていました。神様に速やかに帰還させて下さいと訴えるためです。帰還が成就した今はもう断食しないで良いのではないかと考える人たちがいました。 ユダヤのベテルの町に住んでいた人々がエルサレムにいる宗教指導者に伝統行事になっている断食を継続すべきか否かを尋ねました。その時、神様からゼカリヤに伝えられた神様の言葉が今日の5節から7節です。神様は断食するのも食事するのも自分達のためであり神様のためではなかったではないかと指摘しています。 次のこととは、バビロニヤに滅ぼされる前から神様がユダヤ人に語り告げていたことで「正しいさばきを行い、互いに誠実を尽くし、あわれみ合え。やもめ、みなしご、在留異国人、貧しい者をしいたげるな。互いに心の中で悪をたくらむな」(9節10節)ということでした。断食するよりも愛と真実を大切にして生きることを神様が望んでいることなのです。 愛と恵みをもって私たちすべての人を慈しんで下さる神様に見倣って生きるべき神様の民が信仰の中心点を見失ってしまい、欲望の赴くままに生きた結果がバビロンに捕らえ移され捕囚民とされることだったのです。神を愛し、人を愛せというイエス様のご命令は、断食などよりも、どんな時にも私たちが必ず守らなければならない最重要項目なのです。 祝福を祈ります。