今日の聖句2月16日(木)\(^o^)/ 主は、私たちの成り立ちを知り、私たちがちりにすぎないことを心に留めておられる。 詩篇103:14 わたしが生きるので、あなたがたも生きるからです。 ヨハネ14:19 ********************* 今週のテーマ:真の断食 きょうの聖書:ヨエル2:10-14 ヨエル書2章12節13節14節 「しかし、今、─主の御告げ─心を尽くし、断食と、涙と、嘆きとをもって、わたしに立ち返れ。」あなたがたの着物ではなく、あなたがたの心を引き裂け。あなたがたの神、主に立ち返れ。主は情け深く、あわれみ深く、怒るのにおそく、恵み豊かで、わざわいを思い直してくださるからだ。主が思い直して、あわれみ、そのあとに祝福を残し、また、あなたがたの神、主への穀物のささげ物と注ぎのぶどう酒とを残してくださらないとだれが知ろう。 「ヨエル警告」 ヨエルはBC.835年頃、南ユダ王国で活動した預言者です。同時期には北イスラエル王国でエリシヤが活発に活動していました。ダビデ王が死に、ソロモン王の時代の後半になるとイスラエルは偶像礼拝に傾いていきました。ソロモンの死後、イスラエルは南北に分裂し、北イスラエルでは神様を礼拝しない人が王位を武力で奪い取るようになってしまいました。 南ユダ王国では王位はダビデの子孫によって継承されましたが、神様への信仰と礼拝に於いては良い時期と悪い時期が交互に断続し、北イスラエルはBC.715年頃、南ユダ王国はBC.585頃、それぞれアッシリヤとバビロニヤによって滅ぼされてしまったのです。ヨエルには神様を礼拝しない神の民には裁きが下ることが明確にわかっていたのです。それでヨエルは悔い改めて神様に立ち返れと警告したのです。 神様はヨエルを通して、まだ間に合ううちに立ち返るように人々に語りました。破滅は間もなく起るのです。私たちにとっても時間は限られています。自分の人生が何時終わりを迎えるのか誰も知りません。しかし、終わりは来ます。今神様に立ち返り、神様に信頼し、今みことばに従わなければなりません。神様に立ち返ることを何者にも妨げられてはならないのです。 イスラエルでは、深い後悔や悲しみを着物を引き裂く動作で表現しました。しかし、神様は真の心からの悔い改めなしの断食や着物の引き裂きは求めておられません。着物を引き裂くのではなく、心を引き裂けと叫んでおられまます。偶像礼拝とは、自己中心な生き方であり、自分の欲望の赴くままの生き方を指す言葉です。私たちは神様への信仰と礼拝の姿勢を点検し、神様によって正していただかなければならないのです。 祝福を祈ります。