今日の聖句 11月5日(土) ああ、ただ、わが民がわたしに聞き従い、イスラエルが、わたしの道を歩いたの だったら。 詩篇81:13 あなたがたは、しっかりとした土台の上に堅く立って、すでに聞いた福音の望み からはずれることなく、信仰に踏みとどまらなければなりません。 コロサイ1:23 ******************************* 今週のテーマ:最終の戦い きょうの聖書:黙示録19:11-21 ヨハネの黙示録19章11節12節13節 また、私は開かれた天を見た。見よ。白い馬がいる。それに乗った方は「忠実ま た真実」と呼ばれる方であり、義をもってさばきをし、戦いをされる。その目は 燃える炎であり、その頭には多くの王冠があって、ご自身のほかだれも知らない 名が書かれていた。その方は血に染まった衣を着ていてその名は「神のことば」 と呼ばれた。 「血染めの衣」 イエス様はヨハネに白い馬に乗って再臨する姿を見せました。子羊であるイエス 様は私たちの罪を身に引き受けて十字架で死ぬキリストです。ここではイエス様 は白馬にまたがり悪魔と罪を裁く勝利の王として登場します。最終の戦いは悪魔 が燃える硫黄の火の池に投げ込まれて決着します。神の子たちをさんざん苦しめ た悪魔の終焉です。 イエス様は忠実で真実な御方であり、神のことばと呼ばれた御方です。そしてイ エス様は王の王であり、主の主です。これらの表現は人間が思いつくどのような ことばでもイエス様を言い表すことができないのだという気持ちが込められてい ます。白馬にまたがる栄光の王の衣が血に染まっているということに注目してく ださい。 これには罪に対する神様の怒りのすさまじさが感じられます。どこかの国の王か 大統領が血に染まった軍服で国民の前に現れたら、それを見た人々は王様が厳し い戦いを戦い抜いて勝利の凱旋を遂げられたのだと理解することができることと 思います。イエス様の十字架による和解の提案を拒んだ人への怒りの表現でもあ ります。御子の十字架の死が無視されてはならないのです。 そもそも、十字架とは神様の永遠の愛と、罪を絶対に容認しない厳しい神の義と のドッキングなのです。愛による赦しと義による裁きは両立し得ない事柄ですが 神様は十字架によってそれを成し遂げ、又、子羊であるイエス様と裁き主であり 王であるイエス様によって赦しと裁きの両方を成し遂げた御方です。私もそのお こぼれを頂けたことを嬉しく思い感謝します。 祝福を祈ります。