今日の聖句 11月2日(水)\(^o^)/ わたしの正しいしもべは、その知識によって多くの人を義とし、彼らの咎を彼が になう。 イザヤ53:11 人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また 多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。 マルコ10:45 ******************************* 今週のテーマ:最終の戦い きょうの聖書:黙示録13:1-10 ヨハネの黙示録13章1節2節 また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とが あった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。私の見た その獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口は獅子の口のようであっ た。竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。 「海から上る獣」 ヨハネは幻を見ています。そして、この13章は神様の三位一体に反抗する悪魔 の三位一体について書かれています。1節から10節までの部分には海から上っ てくる獣、11節以下には地から出てくる獣、そして竜と呼ばれる悪魔です。三 位一体の神様が遍在であり、何時の時代にもどこの世界にも存在しているように 悪魔の三位一体も何時の時代にもどこの世界にも遍在します。 神様が全世界を支配していますが、神様に反抗して世界を支配する勢力は悪魔で あり、政治と経済の力、及び文化と宗教の力です。海から上ってきた獣は政治と 経済の力で世界を支配しようとします。純粋な信仰に立ち、神様の三位一体と悪 魔の三位一体の違いを識別できる人以外は政治経済の力で世界を支配する悪魔に 支配されてしまいます。 政治と経済の力で世界を支配しようとした悪魔は、イエス様が公生涯に立たれた ときに、荒野に現われてイエス様に石をパンにして世界の人々を養えと誘惑しま した。悪魔はイエス様を利用して世界支配を目論んだのですが、失敗に終わりま した。悪魔から獣に与えられる権能は神様によって制限されているのです。悪魔 とその仲間の獣が世界制覇をするやに見えますが最後には神様の愛の力が世界を 解放するのです。 庶民は政治力によって痛めつけられ、経済力によっていのちを削られてしまいま すが、悪魔はキリストを信じているクリスチャンの心には手出しをすることがで きません。神様が私たちの心を守っているからです。迫害や困難は何時の時代に もありますが、患難こそがクリスチャンを鍛え、試練の時こそキリストを証しす る機会です。決して悪魔などに屈してはならないのです。 祝福を祈ります。