今日の聖句 10月29日(土)\(^o^)/ ギデオンは彼らに言った。「私はあなたがたを治めません。また、私の息子もあな たがたを治めません。主があなたがたを治められます。」 士師記8:23 あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者と認められた者たちは彼らを支 配し、また、偉い人たちは彼らの上に権力をふるいます。しかし、あなたがたの 間では、そうでありません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに 仕える者になりなさい。 マルコ10:42-43 ******************************* 今週のテーマ:この世の権威 きょうの聖書:1サムエル24:1-15 サムエル記第一24章5節6節 ダビデは、サウルの上着のすそを切り取ったことについて心を痛めた。彼は部下 に言った。「私が、主に逆らって、主に油そそがれた方、私の主君に対して、そ のようなことをして、手を下すなど、主の前に絶対にできないことだ。彼は主に 油そそがれた方だから。」 「神様の秩序」 イスラエルのサウル王がペリシテと戦っていたとき、ダビデはユダヤの野荒に潜 んでいました。ペリシテとの戦いが終わったとき、ダビデはエン・ゲティにいる という密告がありました。エン・ゲティはヘブロンの東で死海西岸の荒野です。 ダビデは部下と共にサウルの追っ手を逃れて洞穴の中に隠れました。そこへサウ ルが用を足すために一人で入ってきたのです。 ダビデの部下はサウルを殺す絶好のチャンスだとダビデに進言しましたが、ダビ デはサウルの上着の裾を切り取ることに止めました。ダビデは、サウルは神様か ら任命されたイスラエルの王だからその人を殺すことは神様に背くことになると 考えたのです。神様から油を注がれるとは神様から任命されるという意味です。 サウルが洞穴から出ていくと、ダビデはその後からついて出て、切り取ったサウ ルの上着の切れ端を見せて、私はあなたの上着のすそを切り取りましたが、あな たを殺しはしませんでした。それによって私に悪いこともそむきの罪もないこと を、確かに認めてください」と訴えました。このときは、サウルはダビデの正し さと自分が悪かった認めました。 ダビデの判断の根拠は神様の主権を認めて尊重するという所にあります。この場 合も神様のサウルに対する任命権を高く評価しています。パウロは「神によらな い権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです」と ローマ13:1で述べています。神様は秩序の神様であり、秩序は神様によって立 てられ、神様によって保たれているのです。 祝福を祈ります。