今日の聖句 10月23日(日)\(^o^)/ ああ、あなたが天を裂いて降りて来られると、山々は御前で揺れ動くでしょう。 イザヤ64:1 そのとき、人々は、人の子が偉大な力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを見るの です。 マルコ13:26 ******************************* 今週のテーマ:この世の権威 きょうの聖書:ローマ13:1-7 ローマ人への手紙13章1節2節 人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在してい る権威はすべて、神によって立てられたものです。したがって、権威に逆らって いる人は、神の定めにそむいているのです。そむいた人は自分の身にさばきを招 きます。 「権威と秩序」 ここでパウロは基本的な市民生活について語っています。そこには「権威者に従 うべきこと、善を行うこと、良心にもとづいて生きること、税を納めるべきこと 義務を果たしつつ生きるべきこと」などなどです。これらを原則にして社会の中 で生きるようにと教えています。その根底には「神様への礼拝、神様を同伴者と して生きる」という姿勢が確立している必要があります。 それは時に、その両者の間での深刻な問題が起こる可能性があるからです。社会 的規範に従い、税を納め、善を行う、これは大原則です。そして、片方で「主を 礼拝し、主の教えを基準に据えて生きる」という作業を両立する必要があるので す。その両面をバランスをとりながら生きるわけです。 私たちが政府に対して反対意見があるとすれば、政府の方針が神の教えと相反し ている時です。あるいは迫害などが実際に行われた時には、反対するか、逃げる か決めなければなりません。なんでも政府のいいなりになることをパウロは勧め ているわけではないように思います。そもそも権威そのものが神様によってつく られたものであり、すべてのものが神様の権威に服す義務があるのです。 社会には秩序が必要です。神様は秩序の神様であり、神様の臨在する場所には神 様の権威による秩序があります。神様の臨在がおろそかにされるところが無秩序 になり、混乱が生まれるのです。神様は権威者を立てて混乱を収束させ、秩序を 回復し、世界に平和をもたらしてくださいます。社会を混乱させる人は権威者の 座にはつくことができません。神様の支配があるからです。 祝福を祈ります。