今日の聖句 10月22日(土)\(^o^)/ 日の出る所から、その沈む所まで、わたしの名は諸国の民の間であがめられる。 マラキ1:11 あなたがたに言いますが、たくさんの人が東からも西からも来て、天の御国で、 アブラハム、イサク、ヤコブといっしょに食卓に着きます。 マタイ8:11 ******************************* 今週のテーマ:天国のたとえ きょうの聖書:ルカ19:11-27 ルカの福音書19章15節16節17節 彼が王位を受けて帰って来たとき、金を与えておいたしもべたちがどんな商売を したかを知ろうと思い、彼らを呼び出すように言いつけた。さて、最初の者が現 れて言った。「ご主人さま。あなたの一ミナで、十ミナをもうけました。」主人 は彼に言った。「よくやった。良いしもべだ。あなたはほんの小さな事にも忠実 だったから、十の町を支配する者になりなさい。」 「隣人の幸福」 身分の高い人が王位を受けるために遠い国に行ったというたとえ話です。出かけ る前に10人のしもべに10ミナずつ預けて商売するように言い遺しました。王 位を受けて帰って来たとき、しもべたちの商売の結果を報告させました。それぞ れが5倍、10倍の利益を上げていましたが、一人のしもべは商売せず、風呂敷 に包んでしまっておいた10ミナを主人にそのまま返却したのです。 主人は怠けたしもべを厳しく咎めて別の人にその10ミナを与えなおしました。 1ミナは100日分の給料の金額で、10ミナは1000日分の給料に当たりま す。それだけの金額を商売の元手として預かったのですからしっかり稼がなけれ ばならなかったはずです。イエス様が私たちに預ける元手は聖霊の賜物です。聖 霊の賜物は私たちがキリストに仕えていくための様々な能力です。 商売をしなかったしもべとは、怠けて聖霊の賜物を活用せず無駄にしてしまった 人を指しています。天の御国はだらだらと怠けて遊び暮らしていられるところで はなく、王様であるキリストに忠実に仕える世界です。聖霊の賜物の中で最も重 要な賜物は「愛」という賜物です。そしてその他のすべての賜物はキリストの愛 を他の人に伝えるという働きのために用いられるものです。 キリストから愛され、キリストを愛し、人々から愛され人々を愛して生きていく クリスチャンの生き方が教えられたたとえ話です。愛し、愛されるということに ついて私たちは決して億劫にならないように気を付けたいと思いますし、むしろ 積極的にキリストを愛し、積極的に隣人の幸福を求めて生きていく者でありたい と教えられました。 祝福を祈ります。