今日の聖句 9月23日(金)\(^o^)/ あなたがわたしの命令に耳を傾けさえすれば、あなたのしあわせは川のように、 あなたの正義は海の波のようになるであろうに。 イザヤ48:18 神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。 ローマ14:17 ******************************** 今週のテーマ:二つの道 きょうの聖書:2列王記21:19-26 列王記第二21章20節〜23節 彼は、その父マナセが行ったように、主の目の前に悪を行った。彼は、父の歩んだ すべての道に歩み、父が仕えた偶像に仕え、それらを拝み、彼の父祖の神、主を捨 てて、主の道に歩もうとはしなかった。アモンの家来たちは彼に謀反を起こし、そ の宮殿の中でこの王を殺した。 「二つの指針」 これはユダのマナセ王の子アモン王の身に起こった出来事です。マナセ王はユダヤ をBC.690年頃からBC.645年頃まで45年間治めました。王位に就いてか ら38年間位は偶像を礼拝し、晩年に悔い改めて7年間位は主に仕えました。その 子であるアモンは王位に就くと父親と同じに偶像を礼拝し、一部の家臣団に謀反を 起されて、就任後わずか2年で24歳にして暗殺されてしまいました。60年ほど 後には、ユダ王国はバビロニヤによって滅ぼされることになります。 偶像礼拝とは、創造者以外の偽神を礼拝することですが、その実態は自分の欲望に 従って生き、自分の欲を満足させる生き方です。国王が自己中心な生き方をするな ら王に仕える家臣は自己中心であることを悪であるとは思わなくなってしまいまう のです。それで一部の家臣団は王に背くことになったのです。偶像礼拝者には正義 も慈愛も必要ないのです。 国家と政権の威信は正義と慈愛によって保たれるものです。世界史の中でも日本史 の中でも多くの国と政権が正義と慈愛をおろそかにしたことによって滅亡していま す。偶像と呼ばれる偽神は己を礼拝する者に正義と慈愛を要求しないのです。偶像 礼拝者の欲望をあおるだけです。キリスト教の信仰とは真逆な生き方です。 しかし、私たちクリスチャンの心の中にも偶像礼拝の誘惑があります。およそ人間 は自己中心だからです。欲望をくすぐられるとたちまちみことばへの忠誠心が揺ら いでしまう弱さがあります。罪の誘惑には絶対に乗らない。イエス・キリストの生 き方に倣って生きる。この二つの指針を全能者の力によって守られて生きるという 信仰が必要なのです。 祝福を祈ります。