今日の聖句 8月27日(土)\(^o^)/

地のちりの中に眠っている者のうち、多くの者が目をさます。
ある者は永遠のいのちに、ある者はそしりと永遠の忌みに。
ダニエル12:2

私の福音によれば、神のさばきは、神がキリスト・イエスによって人々の隠れた
ことをさばかれる日に、行われるのです。
ローマ2:16

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今週のテーマ:いやしの力
きょうの聖書:使徒14:8-18

使徒の働き14章8節9節10節

ルステラでのことであるが、ある足のきかない人がすわっていた。彼は生まれつ
き足のなえた人で、歩いたことがなかった。この人がパウロの話すことに耳を傾
けていた。パウロは彼に目を留め、いやされる信仰があるのを見て、大声で、
「自分の足で、まっすぐに立ちなさい」と言った。すると彼は飛び上がって、歩
き出した。

「癒される信仰」

ルステラは今のトルコにあった町です。小アジアの中部でやや地中海によった位
置です。これは、パウロの第一回伝道旅行の中での出来事でした。この町には偶
像であるゼウス神殿があり人々はゼウスを礼拝していました。そういう環境の中
でこの癒された人にパウロが証ししたイエス・キリストを信じる信仰が芽生えま
した。

パウロはその信仰を見てとって大声で「自分の足で、まっすぐに立ちなさい」と
叫んだのです。その一声でこの人は癒され、飛び上がって歩き出したということ
です。イエス・キリストの救いは私たちを立ち上がらせて元気に神様の御国に向
かって歩ませるものなのです。これは復活したイエス・キリストが行なった御業
であり、パウロが語ったイエス様の復活を証明するものでもありました。

ところが、この町の人々は「神々が人間の姿をとって、私たちのところにお下り
になったのだ」と言いだし、パウロとバルナバを偶像扱いして、ゼウス神殿の祭
司は雄牛数頭と花飾りを門の前に携えて来て、群衆といっしょに、いけにえをさ
さげようとしました。

パウロは「私たちも皆さんと同じ人間です」と言って祭司たちの行ないを止めさ
せ「天と地と海とその中にあるすべてのものをお造りになった生ける神に立ち返
るように」と福音の根本を語りました。奇跡に飛びつきまことの神様を礼拝する
ことを忘れてしまってはいけないのです。奇跡は私たちの目をキリストに向けさ
せるものであり、私たちを正しく立たせ、正しく歩ませるためにキリストが行な
っていることなのです。

祝福を祈ります。