今日の聖句 8月10日(水)\(^o^)/ あなたを慕い求める人がみな、あなたにあって楽しみ、喜びますように。 詩篇40:16 イエスは、ちょうどそこに来られて、上を見上げて彼に言われた。「ザアカイ。 急いで降りて来なさい。きょうは、あなたの家に泊まることにしてあるから。」 ザアカイは、急いで降りて来て、そして大喜びでイエスを迎えた。 ルカ19:5-6 ******************************* 今週のテーマ:時のしるし きょうの聖書:1列王記18:41-46 エリヤはカルメル山の頂上に登り、地にひざまずいて自分の顔をひざの間にうず めた。それから、彼は若い者に言った。「さあ、上って行って、海のほうを見て くれ。」若い者は上って、見て来て、「何もありません」と言った。すると、エ リヤが言った。「七たびくり返しなさい。」七度目に彼は、「あれ。人の手のひ らほどの小さな雲が海から上っています」と言った。 「手のひらほどの小さな雲」 これは、ヤロブアムから7代目のアハブ王の時代のことです。アハブはバアル教 の祭司の娘であるイゼベルを妻にしていました。この頃、北イスラエルでエリヤ が預言活動をしていました。北イスラエルにはバアル教が侵入し、御父を礼拝す る祭司よりもバアルの祭司や預言者の方が数が多くなっていました。御父の御名 が穢されていたのです。 アハブ王に対抗してエリヤは北イスラエルの人々に「あなたがたは、いつまでど っちつかずによろめいているのか。もし主が神であれば、それに従い、もし、バ アルが神であれば、それに従え」詰めより「火をもって答える神、その方が神で ある」とバアルの預言者群と対決しました。結果は、バアルは火を下すことはで きず、エリヤの神様である御父から火が下され、バアルの預言者はことごとくキ ション川でエリヤによって首を切り落とされるという出来事がありました。 このことの前にエリヤはアハブに「私の仕えているイスラエルの神、主は生きて おられる。私のことばによらなければ、ここ二、三年の間は露も雨も降らないで あろう」と告げていました。この時期3年間も雨が降っていなかったのです。そ れで、バアルの預言者との対決に勝ったエリヤが顔を膝に埋めて祈ると、にわか に大雨が降ったのです。大雨が降るということのしるしは「手のひらほどの雲」 でした。火と雨、この二つが神様の主権の証しとなりました。 手のひらほどの雲とは、ほとんど在るか無いか分からないようなものです。しか し、それが神様からのしるしならばどんなに小さくても私たちの心には大きな希 望の光になるのです。救われた私たちがキリストを証しするならば、それがどん なに小さなものであっても神様の主権を明白にするために用いられ御名があがめ られるのです。小さなしるしを大事にしたいと思います。 祝福を祈ります。