今日の聖句 8月8日(月)\(^o^)/

王は軍勢の多いことによっては救われない。勇者は力の強いことによっては救い
出されない。
詩篇33:16

今では神を知っているのに、いや、むしろ神に知られているのに、どうしてあの
無力、無価値の幼稚な教えに逆戻りして、再び新たにその奴隷になろうとするの
ですか。
ガラテヤ4:9

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今週のテーマ:時のしるし
きょうの聖書:エレミヤ1:11-12

エレミヤ書1章11節12節

次のような主のことばが私にあった。「エレミヤ。あなたは何を見ているの
か。」そこで私は言った。「アーモンドの枝を見ています。」すると主は私に仰
せられた。「よく見たものだ。わたしのことばを実現しようと、わたしは見張っ
ているからだ。」

「アーモンドの枝」

これは、バビロニヤによってユダ王国が滅ぼされる30年ほど前に語られた神様
からのエレミヤに対する言葉です。エレミヤは「アーモンドの枝を見ている」と
答えていますが、へブル語でアーモンドは「シャーケード」であり、アーモンド
の枝はしばしばムチとして使われているという背景があります。

これに対して神様は「わたしは見張っている」と答えましたが、見張っていると
いう言葉のへブル語は「ショーケード」です。エレミヤには神様がアーモンドの
枝で作ったムチを持って世界を見張っている姿が見えていたのです。神様はバビ
ロニヤをムチとして用いてエルサレムを処罰しようとしているということです。

14節で北からの脅威が述べられていますが、この時すでに北イスラエルを滅ぼ
したアッシリヤはバビロニヤに滅ぼされてしまっています。ユダ王国は対立して
いるバビロニヤとエジプトの間に挟まれていて、エジプトにとってもバビロニヤ
にとってもエルサレムは片付けてしまわなければならない邪魔な存在になってい
たのです。放置しておけば敵側の道具になってしまうからです。

刻々と変わる世界情勢ですが、それを支配している神様がいます。エレミヤの時
も今の時代も同じです。神様はご自身の判断で立てようとするものを立て、倒そ
うとするものを倒します。エレミヤがみことばに忠実だったように、私たちもみ
ことばに忠実に生きる以外に道はありません。事を実行されるのは神様だからで
す。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。

祝福を祈ります。