今日の聖句 8月6日(土)\(^o^)/ 主に信頼する者には、恵みが、その人を取り囲む。 詩篇32:10 求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたも のとなるためです。 ヨハネ16:24 ******************************** 今週のテーマ:歴史を導かれる主 きょうの聖書:ホセヤ13:4-13 ホセヤ書13章9節 イスラエルよ。わたしがあなたを滅ぼしたら、だれがあなたを助けよう。 「神様の救い」 ホセヤは北イスラエル王国での最後の預言者でした。ホセヤの死後、約10年で 北イスラエル王国は隣国アッシリヤに攻め滅ぼされ、国民はアッシリヤに連れ去 られてしまいました。ホセヤと同時期に南ユダ王国で活動した預言者はイザヤで す。御父への信仰に目覚めない民に対してホセヤは「彼は母胎から出て来ない」 と言って嘆いています。北王国で有名な預言者はエリやです。 北王国初代の国王ヤロブアムはダビデ王家に反逆して北王国を立ててしまいまし た。ヤロブアムの後、王位は謀反によって奪われ続け、御父への礼拝は献げられ ず、バール教が国を支配する有様となっていました。御父以外にイスラエルを救 う存在はありません。ホセヤは御父に代って「わたしがあなたを滅ぼしたら、だ れがあなたを助けよう」と訴えました。 北王国イスラエルの滅亡は必至です。その国の民に対してホセヤは「わたしはよ みの力から、彼らを解き放ち、彼らを死から贖おう。死よ。おまえのとげはどこ にあるのか。よみよ。おまえの針はどこにあるのか」(14節)と死の力も、地 獄の力も打ち破る神様の御力と民への神様の愛を語っています。この聖句はパウ ロがローマ書の8章で引用しています。 アッシリヤは北イスラエルと南ユダの両方に攻撃を加えましたが、神様を捨てた 北イスラエルは滅ぼされ、神様を信じた南ユダに対しては神様がアッシリヤを敗 走させてしまったのです。イスラエルの歴史の中で神様はハッキリとご自身のな さったことを露わにしています。信じる者は救われるということは、個人のこと にとどまりません。家も国も世界も神様を信じれば救われるのです。 祝福を祈ります。