今日の聖句 8月3日(水)\(^o^)/ 彼は、天の軍勢も、地に住むものも、みこころのままにあしらう。御手を差し押 さえて「あなたは何をされるのか」と言う者もいない。 ダニエル4:35 この世の国は私たちの主およびそのキリストのものとなった。主は永遠に支配さ れる。 黙示録11:15 ******************************** 今週のテーマ:歴史を導かれる主 きょうの聖書:詩篇114:1-8 詩篇114篇3節〜6節 海は見て逃げ去り、ヨルダン川はさかさに流れた。山々は雄羊のように、丘は子 羊のように、はねた。海よ。なぜ、おまえは逃げ去るのか。ヨルダン川よ。なぜ さかさに流れるのか。山々よ。おまえはなぜ雄羊のようにはねるのか。丘よ。な ぜ子羊のようにはねるのか。 「出エジプトと十字架」 この詩篇は最も美しい短編詩であると言われています。バビロンからエルサレム に帰還した作者が出エジプトの救いを思い出して書いたものです。海が逃げたと は、紅海が割れたことであり、ヨルダン川が逆さに流れたとは、エリコに侵入す るときにアダムという場所でヨルダン川がせき止められたことを指しています。 山々がはねたとは、シナイ山で大地震が起こったことです。 このような大きな奇跡の力によってイスラエルは奴隷から救われ、40年にわた る荒野の旅を乗り切ることができたのです。バビロンから帰還した民はエルサレ ムの再建にも個人の生活の立て直しにも大きな力が必要でした。出エジプトで力 を発揮した全能者の力が帰還民にも注がれるのだという神様からの激励になって います。 罪の奴隷とされていた私たちが救われたことについても同じ感謝があります。パ ウロはローマ書で「私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に 渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでく ださらないことがありましょう」と書いています。イスラエルが立ち返る信仰の 原点は出エジプトなのです。 私たちクリスチャンはキリストの十字架に立ち返ります。イエス・キリストを犠 牲にしてまで私たちの救いを成し遂げてくださった神様が私たちを見捨てるはず がないのです。十字架から注ぎ出されるキリストの御宝血の中に永遠の愛と無限 赦しの恵みが込められています。私たちの感謝はつきることがありません。 祝福を祈ります。