今日の聖句 7月31日(日)\(^o^)/ あなたは耳の聞こえない者を侮ってはならない。目の見えない者の前につまずく 物を置いてはならない。あなたの神を恐れなさい。わたしは主である。 レビ19:14 祝宴を催す場合には、むしろ、貧しい者、からだの不自由な者、足のなえた者、 盲人たちを招きなさい。 ルカ14:13 ******************************** 今週のテーマ:歴史を導かれる主 きょうの聖書:創世記15:7-16 創世記15章13節14節15節 アブラムに仰せがあった。「あなたはこの事をよく知っていなさい。あなたの子 孫は、自分たちのものでない国で寄留者となり、彼らは奴隷とされ、四百年の間 、苦しめられよう。しかし、彼らの仕えるその国民を、わたしがさばき、その後 、彼らは多くの財産を持って、そこから出て来るようになる。あなた自身は、平 安のうちに、あなたの先祖のもとに行き、長寿を全うして葬られよう。・・・」 「イスラエルの歴史」 これは、神様からアブラハムに祝福の約束が与えられて暫く後の出来事です。 私たちは出エジプトの出来事を知っていますが、アブラハムにとっては未来のこ とですから分からないことです。神様はアブラハムにアブラハムの子孫が四百年 に渡ってエジプトで奴隷にされると予告されたのです。重ねて神様はエジプトを さばき、アブラハムの子孫は財宝を携えてエジプトを脱出するようになると告げ られました。 アブラハムの子孫が住んでいたカナンの地が大飢饉に見舞われることも、飢饉を 避けてアブラハムの子孫がエジプトへ避難することも、そこで奴隷にされること も、神様の奇跡によってエジプトを脱出することも、すべてアブラハムの子孫を 祝福する神様のご計画の中にあったことでした。それは神様が人間を奴隷状態か ら解放するお方であることを明らかにするためです。 出エジプトの旅を経てカナンに帰って来たアブラハムの子孫は孫のヤコブの別名 であるイスラエルと呼ばれるようになり、ダビデ王の時代にはカナン全土を統一 してイスラエル王国として神様の祝福を受けました。その後、長い時を経てイス ラエルは神様を捨てて偶像礼拝に陥り、アッシリヤやバビロニヤに滅ぼされて再 び捕囚とされてしまいました。 数十年の後にイスラエルはバビロンからエルサレムに帰還し、ユダヤ教が成立し ます。そして、イエス・キリストが登場してイスラエルばかりか全世界の罪の奴 隷になっている人に永遠の解放を与えてくださったのです。キリストの十字架の 後、約2000年に渡って国土を失っていたイスラエルは、七十数年前にナチス によって700万人以上が虐殺されましたが、第二次世界対戦終了の3年後にイ スラエル国として復活しました。神様は初めからご計画通りに歴史を導いている のです。 祝福を祈ります。