今日の聖句 7月14日(木)\(^o^)/ 主を愛する者たちよ。悪を憎め。 詩篇97:10 善を行って、愚かな人々の無知の口を封じることは、神のみこころだからです。 1ペテロ2:15 *************************** 今週のテーマ:自然と歴史の主 きょうの聖書:出エジプト15:1-18 出エジプト記15章2節3節4節 主は、私の力であり、ほめ歌である。主は、私の救いとなられた。この方こそ、 わが神。私はこの方をほめたたえる。私の父の神。この方を私はあがめる。主は いくさびと。その御名は主。主はパロの戦車も軍勢も海の中に投げ込まれた。え り抜きの補佐官たちも葦の海におぼれて死んだ。 「イスラエルの原点」 出エジプト記の14章に紅海が二つに割れイスラエルが海底を徒歩で歩き、イス ラエルがシナイ半島に上陸すると海水は元に戻り、エジプト軍は水没してしまっ たという記事が書かれています。神様は神様を信じているイスラエルに紅海を渡 らせ、神様を信じなかったエジプトには紅海を渡らせなかったのです。 今からおよそ3300年前のこの出エジプトの出来事がイスラエル国家とユダヤ 教の原点になりました。この後、40年間にわたって神様はモーセを通してイス ラエルに神の民としての教育を与え、教育期間終了後にモーセの後継者であるヨ シュアを指導者としてカナンの地にイスラエル国を立てさせました。それはダビ デの時代に完成します。 出エジプト記15章1節〜18節は紅海からシナイ半島に上陸したときにモーセ がイスラエルの民の前で歌った主への賛美の歌です。上に掲げた2節から4節は その賛美の歌の一部です。エジプトを脱出できた喜びと、エジプトからの追撃軍 を神様が退けてくださった喜びが詠われています。 神様はこの一連の出来事を通して、イスラエルをアブラハムの子孫としての部族 という在り方から、神様を礼拝するイスラエル国として建ち上がらせたのです。 個人や家族の単位での礼拝生活も重要であり、大切なことですが、国家としての まとまりの中でみことばに仕えていく信仰に導かれたわけです。それは、創造者 を礼拝する信仰が全世界のすべての国々に波及していくためだったのです。 祝福を祈ります。