今日の聖句　7月12日(火)＼(^o^)／

善を求めよ。悪を求めるな。そうすれば、あなたがたは生き・・・られよう。
アモス5:14

いっさいのことを愛をもって行いなさい。
１コリント16:14

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今週のテーマ：自然と歴史の主
きょうの聖書：詩篇107:23-32

詩篇１０７篇２３節〜２８節

船に乗って海に出る者、大海であきないする者、彼らは主のみわざを見、深い海
でその奇しいわざを見た。主が命じてあらしを起こすと、風が波を高くした。彼
らは天に上り、深みに下り、そのたましいはみじめにも、溶け去った。彼らは酔
った人のようによろめき、ふらついて分別が乱れた。この苦しみのときに、彼ら
が主に向かって叫ぶと、主は彼らを苦悩から連れ出された。

「苦悩から連れ出された」

この詩篇の状況は「驚くばかりの」という有名な賛美歌作者であるジョン・ニュ
ートンが救われたときの様子によく似ています。ジョンの母親は敬虔なクリスチ
ャンでしたが、ジョンが７歳になる前に亡くなりました。ジョンはその頃から反
抗的になり、学校を中退して放蕩な船乗りになりました。終いには西アフリカで
奴隷商人になってしまったのです。

ところが１７４８年３月１０日に船でアフリカからイギリスに帰る途中、大嵐に
遭遇しました。いのちの危険に追い込まれたジョンは、生まれて初めて信仰書を
開く気持ちになり、聖霊様はその本に書かれている内容をジョンの心に信仰の種
として植え付けたのです。イギリスに帰国してすぐに、見事な回心に導かれ、リ
バプールの町で伝道活動を始めました。

３９歳になると公に伝道者として認められ、イギリス国教会の牧師としての任命
を受けました。大きなホールで伝道会を開くと、多くの群衆が「回心した元船長
のあかし」を聞くために集まってきたということです。８２歳で天に召されるま
でジョンの人生を劇的に変えた「神様の驚くばかりの恵み」にびっくりするのを
止めませんでした。

ジョンの最後の説教は「私の記憶はほとんど薄れてしまいました。しかし、二つ
のことだけはっきり覚えています。その一つは、自分が途方もない大罪人であっ
たということ、もう一つは、イエス・キリストは途方もない大きな救い主である
ということです」でした。海も嵐も支配する神様はすべての人を善い人生に導い
て下さいます。

祝福を祈ります。