今日の聖句 6月29日(水)\(^o^)/ あなたが食べて満ち足りたとき、主が賜った良い地について、あなたの神、主を ほめたたえなければならない。 申命記8:10 ご自身のことをあかししないでおられたのではありません。すなわち、恵みをも って、天から雨を降らせ、実りの季節を与え、食物と喜びとで、あなたがたの心 を満たしてくださったのです。 使徒14:17 *********************** 今週のテーマ:主を喜ぶ きょうの聖書:イザヤ62:1-5 イザヤ書62章3節4節 あなたは主の手にある輝かしい冠となり、あなたの神の手のひらにある王のかぶ り物となる。あなたはもう「見捨てられている」と言われず、あなたの国はもう 「荒れ果てている」とは言われない。かえって、あなたは「わたしの喜びは、彼 女にある」と呼ばれ、あなたの国は夫のある国と呼ばれよう。主の喜びがあなた にあり、あなたの国が夫を得るからである。 「イスラエルへの神の愛」 イザヤはユダ王国のエルサレムで紀元前745年から695年頃まで約50年間 にわたって活動した預言者です。イザヤの死後100年ほどでエルサレムはバビ ロニヤに滅ぼされ国民は捕囚としてバビロンに連行されてしまいました。住む人 のいなくなったエルサレムは荒れ果てた廃墟となり、神様に見捨てられた町と呼 ばれてしまうのです。 イザヤはそれを見越して、バビロン捕囚以前にはるかに優る祝福と共にエルサレ ムが回復されていく様子を預言しています。シオンとエルサレムは同じ意味で、 神様を礼拝する人々と礼拝する場所を指しています。創造者である主を礼拝する 人々は神様の栄光と威厳を象徴する冠となると語られています。主である神様御 自身は永遠に不滅であるからです。 聖書の中で、神様はイスラエルに対する夫としての立場に立ち、イスラエルを妻 として限りなく愛し続けていると言われています。イザヤには、バビロン捕囚は 神様の愛がイスラエルから離れるからではなく、イスラエルの信仰を再び燃え上 がらせるためだとわかっているのです。5節で「花婿が花嫁を喜ぶように、あな たの神はあなたを喜ぶ」と神様のイスラエルへの愛の強さを謳っています。 ヨハネの黙示録では、キリストが花婿となり、教会が花嫁とされる婚宴の姿が描 かれています。神の民イスラエルを限りなく愛し続けている神様は、今はキリス トとして御父を礼拝するすべての人に永遠の愛を注いでくださるのです。この愛 の中に救いがあり、この愛の中で私たちは喜びを味わうのです。 祝福を祈ります。