今日の聖句 6月8日(水)\(^o^)/ 主はかがんでいる者を起こされる。 詩篇146:8 だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。 ヨハネ7:37 ******************************** 今週のテーマ:教会の秩序 きょうの聖書:1コリント14:26-39 コリント人への手紙第一14章27節28節29節 もし異言を話すのならば、ふたりか、多くても三人で順番に話すべきで、ひとり は解き明かしをしなさい。もし解き明かす者がだれもいなければ、教会ではだま っていなさい。自分だけで、神に向かって話しなさい。預言する者も、ふたりか 三人が話し、ほかの者はそれを吟味しなさい。もしも座席に着いている別の人に 黙示が与えられたら、先の人は黙りなさい。 「順番に話す」 異言と預言の賜物についての議論が続いています。パウロは教会における賜物の 行使は、聞く人が立てあげられ、徳を高められるためになされるべきだと考えて います。ここでは異言と預言ということについて語られていますが、その他の賜 物だとしても、同じ意識で行使されるべきなのだと思います。 それによって、自分が褒められたり、誇ったりするためではなく、他の人が励ま され、慰められ、立てあげられるためにこそ賜物は存在しているようです。それ こそが教会における大切な秩序なのです。「神が混乱の神ではなく、平和の神だか らです」(14:33)とパウロはこの議論をまとめています。 目立つことが評価され、能力の優劣が評価の基準となるのは社会では当然のよう になされていますが、教会は違うはずなのです。他の人の祝福を願いつつ賜物を 行使し、黙ることも、譲ることもとても大切な要素です。能力というより、人格 的な立て上げが大事にされているのです。 祈りでも同じことが言えます。昔、ある集会がありました。1時間30分の予定 で始まった祈祷会でしたが、一人の女性が祈り始め、1時間30分祈り通してし まったのです。途中からは誰もアーメンと言わず、その祈祷会では牧師のメッセ ージも出来ませんでした。一人の人が何かを独占することは神様の方針にはそぐ わないのです。 祝福を祈ります。