今日の聖句 6月7日(火)\(^o^)/ あなたは私に、いのちの道を知らせてくださいます。 詩篇16:11 神の下さる賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。 ローマ6:23 ********************************* 今週のテーマ:教会の秩序 きょうの聖書:1コリント14:13-19 コリント人への手紙第一14章18節19節 私は、あなたがたのだれよりも多くの異言を話すことを神に感謝していますが、 教会では、異言で一万語話すよりは、ほかの人を教えるために、私の知性を用い て五つのことばを話したいのです。 「知性の言葉」 パウロは教会内での「異言」の問題について、丁寧に、説明を続けています。自 分の語っている言葉を自分で理解も判別もできない異言は、それがどんなに長く 継続しても、それは教会の益とはならず、むしろ、教会にやってきた信仰の浅い 人や信者でない人たちにとっては「つまづき」になる可能性があるのだとパウロ は言います。 パウロは相当な異言の達人のようです。しかし「預言」の賜物が行使され、神に 託されたメッセージを含む言葉が理解可能な形で提示されたら、人々は悔い改め たり、礼拝の心が起こったりするようになるだろうと語っています。聖協団の教 会では礼拝中に異言を語る人はいませんから異言が問題になったということはあ りません。 異言そのものについてパウロは否定していないのですが、教会においては、理性 で判別できる教えこそ重要なものだというのがこの段落の結論です。そこに集ま る人たちの「つまずき」となるものを置かず、悔い改めや礼拝の心が培われるよ うな状況をしっかり維持する努力をコリントの人たちに求めているのです。 いったい、誰のことを考えながら、教会の諸行事が執行されているのか、それは 人を立てあげるためのものになっているか、それとも個々のクリスチャンの自己 満足だけのものなのか、そういう吟味をパウロは大切にすべきだと教えているの です。キリストの身体である教会は秩序をもって、かしらであるキリストの救い を明確に証しする義務と責任があるということです。 祝福を祈ります。