今日の聖句 6月1日(水)\(^o^)/ わたしのおきてを彼らに与え、それを実行すれば生きることのできる、 そのわたしの定めを彼らに教えた。 エゼキエル20:11 だれでもわたしを愛する人は、わたしのことばを守ります。そうすれば、わたし の父はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住み ます。 ヨハネ14:23 *************************** 今週のテーマ:一致 きょうの聖書:ピリピ2:1-5 ピリピ人への手紙2章2節3節4節 私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、同じ愛の心を持ち、心 を合わせ、志を一つにしてください。何事でも自己中心や虚栄からすることなく へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。自分のことだけ ではなく、他の人のことも顧みなさい。 「へりくだること」 これは、パウロがピリピ教会に対して一致を保ち続けるように指導している言葉 です。生活の動機が自己中心や虚栄でなく、愛を動機として生きるように導いて います。自分の方が相手より優っているとは思わず「互いに人を自分よりもすぐ れた者と思いなさい」と説いています。自分のことだけ考えていたら一致するこ とはできません。 教会が一致してキリストに仕えるようになるためには教会に「謙遜」を高く評価 する雰囲気が醸成される必要があります。私たちクリスチャンはイエス・キリス トが天上の神としての在り方を捨てて卑しい人間の姿になり、自分を無にして十 字架に至るまで謙遜に御父に仕えたことに心を止める必要があります。 教会には、自分は偉大な存在なのだという思い上がった人間がいてはいけないの です。私たちは神様に対して、自分の優位性を主張して生きていたことを悔い改 めて洗礼を受け、クリスチャンになっているはずなのです。高慢こそすべての罪 の根だと言えます。神様に対してへりくだることができるようになった人が教会 の中でリーダーとして奉仕できるようになるのです。 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあります。人格者であるほど 謙遜であるという意味です。日本の社会では自分の意見を無理やりに押し通そう とする人はいやがられます。キリスト教会が「へりくだり」に高い値打ちを認め て一致している姿が一般社会の人々に認められるように努力していく必要がある のです。 祝福を祈ります。