今日の聖句 5月9日(月) わたしがあなたとの契約を新たにするとき、あなたは、わたしが主であることを 知ろう。 エゼキエル16:62 この福音は、あなたがたが神の恵みを聞き、それをほんとうに理解したとき以来 あなたがたの間でも見られるとおりの勢いをもって、世界中で、実を結び広がり 続けています。福音はそのようにしてあなたがたに届いたのです。 コロサイ1:6 ******************************** 今週のテーマ:聖霊の約束 きょうの聖書:ヨハネ14:18-21 ヨハネの福音書14章18節 わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、あなたがたのとこ ろに戻って来るのです。いましばらくで世はもうわたしを見なくなります。しか し、あなたがたはわたしを見ます。わたしが生きるので、あなたがたも生きるか らです。 「孤児にはしません」 私があなたの父です。私があなたの母です、と言って私たちを愛し、私たちを育 ててくれる親がいることは本当にありがたいことです。親がいなければ生まれる はずがないのです。しかし、生まれて直ぐに親を失ってしまう子がいます。親か ら捨てられてしまう子もいます。出生届を出してもらえない子もいます。 ところが、イエス様は私たちすべての人間に対して「わたしは、あなたがたを捨 てて孤児にはしません」と宣言して私たちの父親としての立場を明確にしてくだ さいました。天に昇ったイエス様に代わって聖霊様が私たちの父親としていつも 共にいて守ってくださるということです。そして神の国の国籍を与えてくださる のです。 聖霊様が降って御働きを始めると、私たち一人一人の人間が創造者である神様を 自分の造り主として受け入れることができるようになります。神様を自分のお父 様とお呼びすることができるようになるということです。これは聖霊様の御働き の中で最も大きなものの一つです。パウロはローマ人への手紙8章15節で「私 たちは御霊によって、『アバ、父』と呼びます」と述べています。 孤児にしないということは、ある意味では、私たちを孤立させないという意味に もなるだろうと思います。どんな人にとっても孤立することは不安と寂しさを伴 う大きな恐れをもたらします。しかし、キリストを信仰する私たちに対しては、 イエス様からの「わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません」という確か な保証が与えられているのです。イエス様が聖霊様となって私たちの心に住んで いてくださるのです。 祝福を祈ります。