今日の聖句 5月7日(土) あなたがたは再び、正しい人と悪者、神に仕える者と仕えない者との違いを見る ようになる。 マラキ3:18 わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、 天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。 マタイ7:21 *********************************** 今週のテーマ:復活のキリストに出会う きょうの聖書:使徒1:12-26 使徒の働き1章12節13節14節 そこで、彼らはオリーブという山からエルサレムに帰った。この山はエルサレム の近くにあって、安息日の道のりほどの距離であった。彼らは町に入ると、泊ま っている屋上の間に上がった。この人々は、ペテロとヨハネとヤコブとアンデレ ピリポとトマス、バルトロマイとマタイ、アルパヨの子ヤコブと熱心党員シモン とヤコブの子ユダであった。この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およ びイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。 「アッパー・ルーム」 この祈祷会にイエス様の弟たちが登場しています。弟たちはイエス様のご存命中 はイエス様を避け、イエス様がキリストであることを信じませんでしたが、御復 活のあと、イエス様が弟のヤコブに現われて弟たちを回心に導いたのです。親子 兄弟など家族の救いはクリスチャンにとってとても大きな課題です。イエス様は 家族の救いを祈る私たちの願いを理解してくださいます。 イエス・キリストが天に上げられた後、弟子たちは直ちにエルサレムに帰り、祈 祷会を開催しました。弟子たちはイエス様から間もなく聖霊のバプテスマを受け ると言われたので、それを待って祈り始めたのです。この祈りはペンテコステの 日まで10日間継続されました。そして10日めに聖霊の大傾注となるのです。 この祈祷会は「屋上の間」で行なわれたと書かれています。屋上の間は英語では アッパー・ルームです。それで祈祷会やディボーションを開催することをアッパ ー・ルームを持つという場合があるのです。「アッパー・ルーム」というディボー ションのテキストも販売されています。例話の多い読みやすい小冊子です。 大宣教命令を受けた弟子たちでした。祈らずにはいられない、聖霊を求めずには いられない、そういう気持ちで一杯だったと思います。私たちとしても、難しい 仕事や重大な決断を下す前によく考えもせず、急いで決定したり、仕事に取りか かったりするとか、或いは、逆に手をこまねいているだけでは良くありません。 聖霊の力と導きを求めて祈ることから出発することが肝心なのです。 祝福を祈ります。