今日の聖句 4月29日(金) わたしはいつまでも争わず、いつも怒ってはいない。 イザヤ57:16 神は私たちを救い、また、聖なる招きをもって召してくださいましたが、それは 私たちの働きによるのではなく、ご自身の計画と恵みとによるのです。 2テモテ1:9 *************************** 今週のテーマ:キリストの主権 きょうの聖書:黙示録4:1-11 ヨハネの黙示録4章10節11節 二十四人の長老は御座に着いている方の御前にひれ伏して、永遠に生きておられ る方を拝み、自分の冠を御座の前に投げ出して言った。「主よ。われらの神よ。 あなたは、栄光と誉れと力とを受けるにふさわしい方です。あなたは万物を創造 し、あなたのみこころゆえに、万物は存在し、また創造されたのですから。」 「主権者への礼拝」 これは御霊がヨハネに見せた天上の礼拝の模様です。天と地にいるすべての生き 物は神様が創造主であり、神様がすべてを監督する中で神様を礼拝し、御父であ る神様の栄光を讃えるのです。ヨハネがこの黙示録を書いたときには、クリスチ ャンの間には礼拝も、聖書の知識も行き渡っていませんでした。 クリスチャンの信仰が成長し、教会が御こころに添って整えられていく未来にお いては、全世界のすべての教会において救われた人々が「聖なるかな、聖なるか な、聖なるかな。神であられる主、万物の支配者、昔いまし、今いまし、後に来 られる方」と言ってキリストを賛美して礼拝するようになるということが予告さ れているのです。 黙示録は私たちの生活を礼拝へと導きます。そして、どのように賛美し、どのよ うに礼拝するのかを教え導いています。礼拝は、私たちの心をその時点で抱えて いる問題から、神様を崇めることに移して心を神様に集中させす。私たちの視点 を神様の視点に移してくれるのだとも言えます。礼拝は、私たちの視線を地上の ものから天上のものに向け直すとも言えます。 礼拝の中で神様の素晴らしいご性格を賛美するとき、自分自身の在り方を考えさ せ、私たちの性格に変化をもたらすということもあります。キリストを褒め称え 続ける中で私たちの心は更に養われ、キリストの似姿へと変えられます。黙示録 は、読む人の信仰を養い、読む人の伝道の意欲を強めます。 祝福を祈ります。