今日の聖句 4月24日(日) 彼らは泣きながらやって来る。わたしは彼らを、慰めながら連れ戻る。わたしは 彼らを、水の流れのほとりに導き、彼らは平らな道を歩いて、つまずかない。 わたしはイスラエルの父となろう。 エレミヤ31:9 あなたがたにも、今は悲しみがあるが、わたしはもう一度あなたがたに会います。 そうすれば、あなたがたの心は喜びに満たされます。そして、その喜びをあなた がたから奪い去る者はありません。 ヨハネ16:22 ************************** 今週のテーマ:キリストの主権 きょうの聖書:詩篇47:1-10 詩篇47篇1節〜4節 すべての国々の民よ。手をたたけ。喜びの声をあげて神に叫べ。まことに、いと 高き方主は、恐れられる方。全地の大いなる王。国々の民を私たちのもとに、国 民を私たちの足もとに従わせる。主は、私たちのためにお選びになる。私たちの 受け継ぐ地を。主の愛するヤコブの誉れを。 「恵みの分かち合い」 この詩篇47篇は前の46篇にに連続しています。背景的には、ユダヤの王がヒ ゼキヤだったとき、アッシリヤからセナケリブが率いる大軍が攻め込んでエルサ レムを包囲し、あわやエルサレム城陥落かというその時、神様の力が働いてアッ シリヤ軍は一夜にして壊滅し、敗走したという出来事に由来しています。この戦 いの模様は列王記第二18章と19章に記録されています。 それは正に大声で叫び、手を打ち叩き、シンバルを鳴らし、角笛を吹きまくって も現わしきれない喜びであったに違いありません。この詩篇の作者はその時の神 様の力の現れを詩篇にして書き残したわけです。私たちには神様の全貌ははかり 知れません。しかし、神様が私たちのためなさってくださったことは事実なので 明確に書き残すことができます。 私たちも、自分の身の上に起こった神様の不思議や、神様が自分にしてくださっ たことを他の人に話すことによって神様の偉大さを褒め称えることが出来ます。 先週木曜日の午後の聖書勉強会の中で、参加者の皆さんと「何を以て神様を褒め 称えるか」ということをゲームのように順回しで発言しました。神様の属性や神 様から受けた恵みが次々と紹介されて勉強会は大いに盛り上がりました。 聖協団の伝統的集会の中に「証し会」という集会があったのですが、この頃、証 し会が開催されたという話を聞かなくなりました。神様の恵みの分かち合いは聖 書の学びに優って私たちの心の養いになるのです。そこはキリストの主権が高く 掲げられ、キリストが高く賛美される場になるからです。「神にほめ歌を歌え。ほ め歌を歌え。われらの王にほめ歌を歌え。ほめ歌を歌え。」(6節) 祝福を祈ります。