今日の聖句 4月15日(金) あなたがたの神、主は、情け深く、あわれみ深い方であり、もし、あなたがたが 主に立ち返るなら、あなたがたから御顔をそむけるようなことは決してなさいま せん。 2歴代誌30:9 そういうわけですから、あなたがたの罪をぬぐい去っていただくために、悔い改 めて、神に立ち返りなさい。 使徒3:19 *************************** 今週のテーマ:雄々しく生きる きょうの聖書:マタイ10:16-23 マタイの福音書10章16節17節 いいですか。わたしが、あなたがたを遣わすのは、狼の中に羊を送り出すような ものです。ですから、蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい。人々 には用心しなさい。彼らはあなたがたを議会に引き渡し、会堂でむち打ちますか ら。 「俊敏に素直に」 この「遣わす」と訳されている言葉から「使徒」という名前が出てきています。 伝道者は「飼うもののない羊」に対して派遣されています。伝道対象は「羊」で あって「狼」ではありませんが、羊は狼に奪われつつあります。羊を救うために は狼の群れの中に入っていかなければなりません。 そこで、まず第一に心がけるべき事は「蛇のようにさとく」あることです。蛇は おそれられる面もありますが、ここではその俊敏さ、巧みな身の処し方が注目さ れています。伝道する人には様々な状況の中で敏感に対応する能力が求められま す。 第二は「鳩のように素直」さです。ここで言う素直は「単純素朴」であるという 意味です。世間ずれした悪賢さではなく純真であることを心に留めて起きなさい との教えです。逮捕され、政治・宗教の被告として裁判に掛けられるようになる からです。 当時の人たちは、当局に対してさとく、すなおにすることが必要でしたが、現代 では文部科学省などがあって教会も伝道も政府の監督の中にあります。今の時代 恐ろしいのは教会と私たちクリスチャンの傲慢かもしれません。真の敵を見抜く 賢さ、そして、聖霊様へのすなおさで福音を伝えていきたいものだと思います。 祝福を祈ります。