今日の聖句 4月13日(水) まことに私たちの心は主を喜ぶ。私たちは、聖なる御名に信頼している。 詩篇33:21 イエス・キリストの現われのときあなたがたにもたらされる恵みを、ひたすら待 ち望みなさい。 1ペテロ1:13 *************************** 今週のテーマ:雄々しく生きる きょうの聖書:2コリント12:7-10 コリント人への手紙第二12章9節 しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの 力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」と言われたのです。ですから 私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りま しょう。 「雄々しさと謙遜」 パウロに対して、肉体に受けた刺(とげ)の意味を語られた主の言葉です。「わた しの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完 全に現われるからである」という言葉です。神の力は、まさにパウロが最も弱さ を感じている時に十分に発揮されるのだというメッセージが示されたのです。 人は自分が一番高揚し、一番うまくやったとき、神の助けを感じたり、神の力を 受けたと表現しやすいのかもしれませんが、パウロに示された内容はその逆でし た。一番弱い時、一番辛い時こそ、主の力が発揮される時なのだというのです。 そこには、人間的な自慢やうぬぼれの入り込む余地はありません。 自分が弱い時にこそ、神の力が一番発揮される時だという自覚がパウロを常に謙 遜にさせ、苦難を通過させる力になったなのです。私たちは、自分の弱さを受け 入れることができるようになり、私たちは主の力が必要なのだと分かり、主の力 がまさに弱さの中で発揮されるということを経験しながら成長していくのかもし れません。 その経験は、主に信頼して生きる人すべてに共通している実際的な教訓であり、 信仰体験なのだと思います。私達にも自分で考えて理解できない苦難があります が、「神様が私を謙遜な人間にするためにこういう経験をさせていてくださる」 と考えられたらいいですね。謙遜な人が雄々しく大胆に生きられるのです。 祝福を祈ります。