今日の聖句 4月12日(火) 見よ。山々を造り、風を造り出し、人にその思いが何であるかを告げ、暁と暗や みを造り、地の高い所を歩まれる方、その名は万軍の神、主。 アモス4:13 空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができない のですか。 マタイ16:3 *************************** 今週のテーマ:雄々しく生きる きょうの聖書:ダニエル3:16-18 ダニエル書3章16節17節18節 シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴはネブカデネザル王に言った。「私たちは このことについて、あなたにお答えする必要はありません。もし、そうなれば私 たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。 神は私たちをあなたの手から救い出します。しかし、もしそうでなくても、王よ ご承知ください。私たちはあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝む こともしません。」 「大胆に生きる」 シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴはバビロンに捕囚とされた民の中でユダヤ の三青年と呼ばれている人たちです。この時のバビロニヤの王は父親から王位を 受け継いだネブカデネザルです。ネブカデネザルはおよそ27メートルほどの自 分の像を建ててバビロニヤの全国民に礼拝するように命令を出しました。 その命令の中には、ひれ伏して拝まない者はだれでも、火の燃える炉の中へ投げ 込め、という刑罰も含まれていたのです。三青年はバビロン州の事務を司る高官 に就任していましたが、王が出したこの命令を無視していました。そのことが王 に告げられ、王は三青年を呼び出して「私が立てた金の像を拝みもしないという が、ほんとうか」と問いただしたのです。 その尋問に対する三青年の返答が上に掲げたきょうの聖書です。彼らは「私たち はあなたの神々に仕えず、あなたが立てた金の像を拝むこともしません」とキッ パリ断わりました。火の燃える炉の中に投げ込まれても神様が必ず助けてくれる という信仰があり、例え、焼き殺されたとしても真実の神様を裏切ることはしな いという決意があるのです。彼らの信仰は大胆です。 腹をくくるという言葉がありますが、雄々しく生き、勇敢に戦うということのた めには信仰と決断が必要なのです。信仰は守りたいが身辺に危険がおよぶことは 避けたいという迷いがあると私たちの姿勢は及び腰になります。神様の全能の力 の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なもので あるかを信じる大胆な信仰が、雄々しく生きるクリスチャンには必要なのです。 祝福を祈ります。