今日の聖句　4月2日(土)

やめよ。わたしこそ神であることを知れ。
詩篇46:10

さあ、あなたがただけで、寂しい所へ行って、しばらく休みなさい。
マルコ6:31

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今週のテーマ：復活の福音
きょうの聖書：ローマ8:1-11

ローマ人への手紙８章１節２節

今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。な
ぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、
あなたを解放したからです。

「福音のちから」

伝承によると、パウロには二つの信仰上の問題があったそうです。その一つは、
罪に汚れた人の心がきよめられることはあり得ないということであり、もう一つ
は、死んだ人間が復活するということはあり得ないということでした。７章の２
４節で「私は、ほんとうにみじめな人間です。だれがこの死の、からだから、私
を救い出してくれるのでしょうか」と絶望を訴えています。

しかし、キリストが復活の主としてパウロの心に神様の救いを届けました。イエ
ス・キリストを信頼している人たちは、実は「罪と死」についてキリストがすべ
て引き受け、肉体的にも霊的にも、社会に対しても、神様に対しても「私そのも
の」となって十字架にかかり、そこで私の罪をすべて引き受け、処分してくださ
ったのです。

どれだけ頑張って律法を守っても、成し遂げられることのなかった「神に対する
罪の決済」をキリストが人として来てくださって、私たちの罪そのものとなり、
神の裁きを受けてくださいました。解放は私たちの頑張りではなく、「イエス・
キリストの贖い」のおかげでもたらされました。

私たちのできることは何一つなく、すべてイエス様のおかげであり、神様がその
十字架での贖いを受理してくださったことによるのです。私たちはその救い主イ
エス・キリストを信頼し、十字架と復活による罪と死からの解放を信頼し、神様
を礼拝すれば、救いが届き、神の裁きは去るのです。これはまさに「イエス・キ
リストによってもたらされた福音のちから」です。

祝福を祈ります。