今日の聖句 3月31日(木) 31日(木) 私の心を悪いことに向けさせず、不法を行なう者どもとともに、悪い行ないに携 わらないようにしてください。 詩篇141:4 なすべき正しいことを知っていながら行なわないなら、それはその人の罪です。 ヤコブ4:17 ************************************** 今週のテーマ:復活の福音 きょうの聖書:ヨハネ21:1-8 ヨハネの福音書21章6節7節 イエスは彼らに言われた。「舟の右側に網をおろしなさい。そうすれば、とれま す。」そこで、彼らは網をおろした。すると、おびただしい魚のために、網を引 き上げることができなかった。そこで、イエスの愛されたあの弟子がペテロに言 った。「主です」すると、シモン・ペテロは、主であると聞いて、裸だったので 上着をまとって、湖に飛び込んだ。 「愛の関係」 これは、復活したイエス様がガリラヤ湖畔で弟子たちに再開されたときの記録で す。弟子たちの普通の世俗の職の中で、当たり前の生活をしている中で、キリス トはそのお姿を現しました。この時まだ弟子たちはその方がイエス様だと気づい ていません。何がイエス様だと気づかせてくれるのでしょう。自分の目の前にイ エス様が居られるということにどうすれば気づくことができるのでしょう。 「舟の右側に網をおろしなさい」というイエス様の声を聞いてヨハネが気づき、 ペテロに「主です」と告げました。この場面はルカの福音書の5章4節5節によ く似ています。イエス様の伝道開始直後に同じような大漁の奇跡を見せて、ペテ ロに「こわがらなくてもよい。これから後、あなたは人間をとるようになるので す」と言われたことがあり、ヨハネはそれを思い出してイエス様だと気づいたの です。 私たちは聖書の記述や、私たちが経験したイエス様との出会いを思い出すときに 私たちの面前にいる御方、或いは働いておられる方が「イエス様だ!」と気づく ことが多いのです。一番先に気づいたのは「イエスの愛されたあの弟子」と言わ れているヨハネです。イエス様から愛されていることを喜び、そして、こよなく イエス様を愛しているヨハネは他人に指摘される前にイエス様だと気づきます。 ペテロは「主です」と聞くやいなや、真っ先に上着をまとって水中にドボンと飛 び込み、まっしぐらにイエス様のいる所へ泳いでいきます。ここにイエス様とペ テロの間にある、大きく、激しく、強い愛の関係を見ます。愛の絆は整っていま す。十字架にいのちを捨てて、私たちを神様の愛の御手の中に連れ戻してくださ ったイエス様の愛はいつも私たちの心の中で愛の炎となって燃えるのです。 祝福を祈ります。