今日の聖句 3月20日(日) 私たちがあなたの御前で多くのそむきの罪を犯し、私たちの罪が、私たちに不利 な証言をするからです。私たちのそむきの罪は、私たちとともにあり、私たちは 自分の咎を知っている。 イザヤ59:12 神は、私たちが行った義のわざによってではなく、ご自分のあわれみのゆえに、 聖霊による、新生と更新との洗いをもって私たちを救ってくださいました。 テトス3:5 ************************************* 今週のテーマ:主の苦難を偲ぶ きょうの聖書:マタイ21:1-9 マタイの福音書21章8節9節 群衆のうち大ぜいの者が、自分たちの上着を道に敷き、また、ほかの人々は、木 の枝を切って来て、道に敷いた。そして、群衆は、イエスの前を行く者も、あと に従う者も、こう言って叫んでいた。「ダビデの子にホサナ。祝福あれ。主の御 名によって来られる方に。ホサナ。いと高き所に。」 「ホサナ」 今日はキリスト教のカレンダーではシュロの日曜日です。来週の日曜日27日が 復活日に当たります。シュロの日曜日とは、イエス様が十字架にかかるためにエ ルサレムに入城したときに、エルサレム市民が道にシュロの枝を切って敷き、神 の国の王様としてエルサレムにお入りになったことを祝福した出来事にちなんで そう呼ばれてれています。 群衆は「ダビデの子にホサナ。祝福あれ。主の御名によって来られる方に。ホサ ナ。いと高き所に」と叫んでイエス様からの救いを受けようとしました。ホサナ とは、いま救え、というユダヤの国の言葉です。群衆の言葉にイエス様への期待 感の強さが感じられます。この時にユダヤはローマ帝国の属国になっていたので イエス様に独立運動のリーダーになってもらいたかったのです。 しかし、イエス様は私たちの罪の身代わりとして十字架につけられるためにエル サレムに来ているのです。今日からの一週間を受難週と呼びます。イエス様は木 曜日の夜には捕らえられ、金曜日の朝には十字架につけられてしまうのです。受 難週にはイエス様のご苦難を偲び、私たちを救うために死なれた大きな愛を噛み しめるのです。 私たちとイエス様の間に直接的な生きた関係を結ぶためには、イエス様が私のた めにいのちを捨ててくださったという事実をしっかり認めて、受け入れる必要が あります。その受け入れを「信じる」という言葉で表わします。信じたとき、私 たちの罪は赦され、信じたときから私たちは神の子としての新しい人生を生きる ことができるようになるのです。 祝福を祈ります。