今日の聖句 3月17日(木) どうか、遠く離れないでください。 苦しみが近づいており、助ける者がいないのです。 詩篇22:11 あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。 ヨハネ14:1 ************************************* 今週のテーマ:キリストの死と生にあずかる きょうの聖書:ヨハネ14:1-6 ヨハネの福音書14章6節 イエスは彼に言われた。わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わた しを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。 「愛に包まれて生きる世界」 14章1節〜3節でイエス様の死は勝利と栄光の死ですから「神を信じ、またわ たしを信じなさい」と語り、勝利の死を遂げるイエス様と御父の味方としての立 場を維持し続けなさいと、受難への心備えを与えています。「わたしの父の家に は住まいがたくさんあります」と語られ、将来、弟子たちが福音宣教という戦い でイエス様と同じように殉教したとしても御父の家には住まいは沢山あるから大 丈夫だ。そもそも、わたしが御父の元へ帰るのは皆のために「場所を備えに行く のです」と教えています。 更に6節で、道と真理といのちについて語られました。これらの言葉の共通の反 意語は「滅び」です。滅びの直接的な意味は「迷い出て、道を失う」ことです。 イエス様が言われる道と真理といのちには共通の意味があります。それは「愛」 です。愛が道であり、愛が真理であり、そして愛がいのちです。神は愛であり、 イエス様が神様です。イエス様御自身が、永遠に栄光に輝く「神様」であること を言い切っているみことばです。 御父と御子と御霊はまさに一つです。道と真理といのちはともに同じ「救い」を もたらすものであり、それがイエス様であるということです。イエス様が神様で すからイエス様を見た人は神様を見たのです。イエス様の受難前は天の御国に私 たちの住まいはありませんでした。イエス様が十字架の死と復活、昇天によって 天の御国の御父のもとに私たちの住まい、私たちの居場所を備えてくださったの です。 イエス様が昇天して天の所に私たちの住まいを備えてくださったということです が、言い換えれば、私たち罪人を赦して天の住まいに入れるようにしてくださっ たということでもあります。十字架で私たちを死と罪の呪いから贖ってご自分の 民とし、天の住まいで共に生きられるようにしてくださったのです。そこは御父 の限りない愛に包まれて生きる世界です。 祝福を祈ります。