今日の聖句 3月10日(木) あなたがご主人の奥さまだからです。どうして、そのような大きな悪事をして、 私は神に罪を犯すことができましょうか。 創世記39:9 キリストは御子として神の家を忠実に治められるのです。 ヘブル3:6 ************************************* 今週のテーマ:自分の十字架を負う きょうの聖書:1ペテロ2:18-25 ペテロの手紙第一2章20節21節 罪を犯したために打ちたたかれて、それを耐え忍んだからといって、何の誉れに なるでしょう。けれども、善を行っていて苦しみを受け、それを耐え忍ぶとした ら、それは、神に喜ばれることです。あなたがたが召されたのは、実にそのため です。キリストもあなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、 あなたがたに模範を残されました。 「残された模範」 ペテロはここでこの手紙の読者にキリストを模範にして生きるべきことを説いて います。それは「しもべたちよ。尊敬の心を込めて主人に服従しなさい」という 命令から始まりました。しもべが主人に服従するように、クリスチャンはキリス トを「あるじ」として服従し、キリストの十字架を手本とし、模範として生きて 行きなさいと導いているのです。 キリストは私たちを愛しています。そして、キリストは私たちを罪のしばりから 解放して神様と和解させ神様の大きな愛の中で生きられるようにしてくださいま した。その背後にはキリストの十字架という大きな犠牲があったのです。キリス トは私たちのために惜しまず、ためらわず、前向きにいのちを捨ててくださいま した。 この神の愛に向かう積極的姿勢こそ私たちが模範とすべき生き方なのです。圧力 に押されて後退する生き方ではなく、キリストに励まされて神様の御国に向かっ て前進していく生き方です。叩かれても叩き返さず、ののしられてもののしり返 さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになっ たイエス様でした。 残された模範は、犠牲を厭わずに赦す生き方であり、迷わずにみことばに服従す る生き方なのです。「善を行っていて苦しみを受け、それを耐え忍ぶとしたら、 それは、神に喜ばれることです」それを不当だ、理不尽だと騒ぎ立ててしまって はキリストに従っているとは言えないわけです。マタイ伝5章11節の「わたし のために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴び せるとき、あなたがたは幸いです」というイエス様の言葉が納得できます。 祝福を祈ります。