今日の聖句 3月3日(木)

正義を語り、救うに力強い者、それがわたしだ。
イザヤ63:1

こういうわけで、ちょうどひとりの違反によってすべての人が罪に定められたの
と同様に、ひとりの義の行為によってすべての人が義と認められ、いのちを与え
られるのです。
ローマ5:18

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今週のテーマ:貧しい人に施しなさい
きょうの聖書:2コリント9:5-15

コリント人への手紙第二9章5節6節7節

この献金を、惜しみながらするのではなく、好意に満ちた贈り物として用意して
おいてください。私はこう考えます。少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊
かに蒔く者は、豊かに刈り取ります。ひとりひとり、いやいやながらでなく、強
いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛して
くださいます。

「感謝の献金」

パウロの献金についての考え方が語られています。それは「ひとりひとり、いや
いやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい」という
ものです。これは、どんな状況の献金だとしでも大切な指針です。無理強いされ
たり、出し惜しみしたくなるような心があるなら、むしろ、献金すべきではない
のだろうと思います。

そういう人は自分のために使うべきです。使徒の働き5章にアナニヤとサッピラ
の前例があります。「神は喜んで与える人を愛してくださいます」という言葉を
忘れてはいけないのだと思います。その献金についての人からの見返りを求める
べきではないし、献金で神様に恵みの強要はできません。恵みはお金では買えな
いということです。

13節と14節では、支援のための献金をすることで、相手に対する善意が伝わ
るばかりでなく、相手が神をほめたたえるようになり、献金者たちを慕うように
なり、神の守りと祝福を祈るようになるとパウロは述べています。献金は人と人
の心のつなぎにもなるのです。

献金という行為自体を大事な「神への礼拝」「神への感謝」と理解できます。不
承不承ではなく、無理強いされてでもなく、神に感謝を表明すること。喜んで支
援すること。そういう心を大切にしたいものです。15節では「ことばに表わせ
ないほどの賜物のゆえに、神に感謝します」と述べてこのくだりを締めくくって
います。献金する人も感謝で、献金を受ける人も感謝なのです。

祝福を祈ります。