今日の聖句 2月29日(月) 主よ。御怒りによらず、ただ公義によって、私を懲らしてください。 そうでないと、私は無に帰してしまうでしょう。 エレミヤ10:24 すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われ るものですが、後になると、これによって訓練された人々に平安な義の実を結ば せます。 ヘブル12:11 ************************************** 今週のテーマ:貧しい人々に施しなさい きょうの聖書:申命記15:7-11 申命記15章7節8節 あなたの神、主があなたに与えようとしておられる地で、あなたのどの町囲みの うちででも、あなたの兄弟のひとりが、もし貧しかったならその貧しい兄弟に対 してあなたの心を閉じてはならない。また手を閉じてはならない。進んであなた の手を彼に開き、その必要としているものを十分に貸し与えなければならない。 「相互扶助」 出エジプトの旅を終え、約束の土地カナンに定住したあとのイスラエル人の信仰 生活への「貧しい兄弟に対してあなたの心を閉じてはならない」という神様の命 令です。愛とは与えること、という定義をたてた人がいます。神様は神様を信じ るすべての人に、惜しまずに与えることを望んでいます。私たちの個人的な信仰 生活の中でも「受けるよりも与えるほうが幸いである」というみことばに従って いきたいと思います。 9節では「貧しい兄弟に物惜しみして、これに何も与えないことのないように気 をつけなさい」と言われています。自分の大事な食料やお金を他の人に提供でき る人は「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。そ れは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つため である」(ヨハネ3:16)という神様の愛をよく理解できるのです。 私たちの先輩は開墾という大事業を成し遂げました。北海道の開墾はとても厳し いものだったと聞いています。開拓者たちは何も持たずに未開地に入り、苦労し て農地を作り出しました。成功の背後には開拓者同士の助け合いがありました。 イスラエルもカナンに定住したときは開墾から仕事をしなければならなかったの で神様は予めイスラエルに相互扶助の心を持つように導いたのです。 基督聖協団は「私たち基督聖協団は各個教会が愛と宣教によって建て上げられる ために仕え合います。」という教団の基本理念を持っています。聖協団もまだ開 拓の途上にあるのです。愛と宣教のプロジェクトチームが編成されて惜しみなく 支援が提供されています。個人的な支援があり、教会による教会の支援と、教団 による教会の支援も継続されています。これが大事なことなのです。 祝福を祈ります。