今日の聖句 2月25日(木) ことばが私の舌にのぼる前に、なんと主よ、あなたはそれをことごとく知ってお られます。 詩篇139:4 あなたがたの父なる神は、あなたがたがお願いする先に、あなたがたに必要なも のを知っておられるからです。 マタイ6:8 ************************************** 今週のテーマ:ゆるし きょうの聖書:ローマ14:13-23 ローマ人への手紙14章15節 もし、食べ物のことで、あなたの兄弟が心を痛めているのなら、あなたはもはや 愛によって行動しているのではありません。キリストが代わりに死んでくださっ たほどの人を、あなたの食べ物のことで、滅ぼさないでください。 「キリストが代わりに死んでくださったほどの人」 私たちは、いろいろなことで兄弟をつまずかせ、あるいは軽蔑したりして、お互 いの間に溝を作ってしまう傾向があります。パウロはそういう生き方について厳 しく戒めています。自分が何でも気にせずに食べるからと言って、宗教的なこだ わりからあるものを食べない人を軽蔑してはいけないし、食べないということに 誇りを持ちすぎて何でも食べる人を侮辱することもまたいけないことなのです。 パウロは、愛に従って生きるようにと勧めています。その根拠は「キリストが代 わりに死んでくださったほどの人」という言葉を添えています。私たちはみんな 「キリストが代わりに死んでくださったほどの人」なのです。私たちは「キリス トが身代わりに死なれた」ほどの「あの人この人」を簡単に軽蔑したり、侮辱し たりすることが、どれほどキリストに対しての大きな悪なのか、もう少し、しっ かり認識する必要があるのかもしれません。 そういうふうに人を理解し、それゆえに大切に取り扱うようになれたら、人間関 係はずいぶん良好になるだろうと思います。もちろん、パウロがこういう文章を 書かなければならなかった背景には、そういう見方で互いを尊敬し合うというこ とができていない現実があったからでしょう。 私たちは、お互いの心に宿っている聖霊様を崇めて互いに愛し合い、互いに尊敬 し合うのです。そして、お互いがクリスチャンとして成長していけるように励ま し合い助け合います。お互いの霊的成長に役立つこととを追い求めるところにク リスチャン同士の愛があるのです。好ましいことがあっても、難しい問題が起こ ってもすべてが神様によって用いられ益に変えられていきますから安心して赦し 合えるのです。 祝福を祈ります。